暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
初めてのフリーライフ
第4話
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気に離れるのを感じた。

「ああ、大丈夫だよ。君を討つつもりは無いよ。僕は変わり者でね。罪を償おうとしない犯罪者と僕を殺そうと襲いかかってくる者以外を滅するつもりは無いんだ。それにしばらくすれば転生悪魔になるしね」

「……本当に変わり者です。何も考えていないんですか?」

「そう見えるかい?なら、そうなのかもね」

「自分のことなのにそれで良いんですか?」

「他人からの評価を気にしないで生きていたからね。そのおかげで教会から追われることになったんだけど、今は関係ないから置いておこう。君のことはサーゼクス様から少し聞いてね。これからどうするつもりだい?」

「……それは」

「ちなみに僕が考えつく君が取れる道は三つだ。一つ、このまま軟禁生活を続ける。その内無理矢理でも子供を作らされるかもしれないね。絶滅危惧種である猫?の数を増やすために。あんまりオススメ出来ないけど、安全ではある。

二つ、サーゼクス様の妹さんの眷属、つまりは転生悪魔になる。悪魔としての仕事やレーティングゲームを行ったり、はぐれ悪魔の討伐や小競り合いだろうけど天界、堕天使勢との戦闘もあるだろう。そこそこに危険ではあるね。ただし、軟禁生活よりは自由を得られる。元エクソシストだからあまり悪魔のことには詳しくないけど、大体は領地での契約などを行うから領地内では好きに出来ると思うよ。僕が掲示出来る中では一番オススメだね。無理矢理子供を作らされることもたぶん無いと思うし、好きな相手を選ぶことも出来るだろうね。もちろん時期も。悪魔は欲望に忠実であれば良いとサーゼクス様は言っているからね。ある程度は好きに生きれる。上級悪魔になれば独り立ちすることも出来るらしいし。

三つ、此所から逃げ出して手配されるか。力が無いとすぐに捕まるだろうし、自由も束縛されるだろうね。逃げ切れたとしても安寧は手に入らない。1年程逃亡生活を続けたけど、結構淋しいんだ。どんどん周囲のことが信じられなくなって人目を避ける様になって、そして疲れ果てるんだ。あれはキツい。まあ運が良ければ似た様な境遇の集団に合流出来るかもしれない。殆ど無理だろうけどね。だからオススメしないよ。だけど絶対に自分の力だけでやりたい何かがあるのなら、これを選ぶしか無い。勢力に縛られない自由を得るにはこれしか無い。悩む猶予は後数日と言った所かな。

ああ、もう一つだけあったか。ここで命を絶つかだ。悪魔の駒の蘇生は死後数時間が限界だ。時間さえ計れば、死ぬことは出来るだろう」

即死と転生批判の概念を持たせたナイフを作り出して床に置いておく。

「死にたいなら、使うと良い。痛みも感じずに逝ける」

言いたいことは言ったので盾にしていた大剣を担いで部屋を出る。さて、この大剣をどうしようか?







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