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中二病が主人公になったら?
第13話
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アアァ!!!」

死後硬直で固まっているミコトの爪先が倒れてきたサスケの股間にクリーンヒットしてしまった。
そのため、サスケは股間を両手で押さえて酷く悶絶している。
イタチは少し心配そうな顔をしている。
そんな最中、突然乱暴に部屋の扉が開かれた。

「はいぃー!金髪さんが通りまーすっ!」

殺伐とした空気の中に飄々とした態度で入ってきた少年、うずまきナルトである。
入って来てまずナルトの目に入ったものは、股間を押さえて倒れている少年であった。

「お、おい!大丈夫か!?」
「うごごっ・・・」

ナルトの問いかけに答えられない程、サスケは股間の痛みでプルプルしている。

「うん?・・・そうか、タマが上に上がっちゃってるんだな。
よし、分かった!
腰を叩いて元の玉座に戻してやろう。」

ナルトは懐から巻物を出し、その中から金棒を取り出した。
そして・・・

「カムバッーク!キ○タマぁぁ!!」

サスケの腰に景気良く金棒を振り下ろした。
対象物は腰どころか全身が床に減り込み、小さなクレーターを作った。

「どこまでおろすつもりだァァァ!」
「いや、さっきと同じ位の衝撃を与えなきゃダメでござんしょ?」
「何処が同じなんだ!
つうか、タマが降りて来る前にオレが人生降りることになるわ!
人を撲殺するつもりか!」

サスケがナルトにクレームの嵐を浴びせている最中、イタチはなおも心配そうな顔をしてサスケを見ている。

「うん?何か・・・裾から出てきたよ?」

コロッ、という音と共にサスケのズボンの裾から何かが2つ転がり出てきた。

「タマを降ろすどころかコレ、裾からキ○タマ転がり出てんじゃねーかァァ!!」

自分の身に起こった惨事にサスケは嘆く。

「どーしてくれんだコレェ!!
戻せェェ!!元に戻してくれェ!!」
「いや、気持ちは痛い程分かるけど、コレはもう手遅れじゃね?」
「チッ、仕方がない。」

この状況を見かねたイタチは何が仕方ないのかサッパリわからないが、気合で指先からチャクラ糸を出し、それサスケのタマにくっ付けて操り、見事玉座に戻した。

「おおお!やったぁ!」

素直にサスケは大喜びしている。
しかし・・・

「・・・させるか!!」

ナルトもイタチと同様にチャクラ糸を使って再び下に落とした。
サスケはアイドルを目の前にした女子のような悲鳴を上げる。

「邪魔をするなァ!ナルト君!!」
「貴様の思う通りにはさせんぞ!イタチィィ!!」

思わぬ所で乱闘が始まってしまった。
イタチとナルトはキ○タマの玉座を巡って壮絶な験力比べを繰り広げている!!
途中、「人のキ○タマで何やってんだァてめーらァ!!」という必死の文句が聞こえたが、2人は
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