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アマガミという現実を楽しもう!
第12話:秋の到来・出会いの秋
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まって」
「もう気にしてないよっ。ところで君はお姉さんに何か用なのかな?」


さっきの虚ろな顔からは想像も出来ない、眩しい笑顔に快活な声が俺に投げかけられる。そのギャップにたじろぎながらも、俺は横に座ってもいいですか、と彼女に許可を求める。彼女は、どうぞどうぞ、とベンチに座るよう促す。俺は、失礼します、と彼女と少し距離を取って座る。


「君は、中学生?お名前は?」
「遠野拓と申します、輝日南中学の1年です」
「遠野くん、こちらも自己紹介しないとね。私は輝日東高校の1年生、絢辻縁です」


(え?絢辻縁って、あの絢辻詞の姉…だよな?原作の少し電波が入っているけど明るいイメージとは、最初正反対だから全然分からなかったぞ。…どういうことだ?)


原作の絢辻姉とさっきの絢辻姉の様子があまりに離れていたのでそのギャップ戸惑う俺であった。














(次回へ続く)

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