天使の猛攻!!……もといテストその1
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で後ろが雄二だよ……」
ゆり「ちっ!!誰かいないの?横でも後ろでも斜めでもいいから!!」
竹山「天使の1つ前です」
ここに救世主が現れた
ゆり「よっしゃあ!!良くやったわ!!」
竹山「で、何をやればいいんですか?」
天使に聞かれないようにゆりさんを中心に円になって話す
ゆり「テスト用紙を2枚持っておきなさい。集める時に天使とすり替えておくの。もちろん、用紙には名前以外何も書かないでね」
雄二「何も書かないでいたら逆に怪しまれると思うが」
ゆり「それもそうね……じゃあ馬鹿みたいな答えを書きなさい。書く内容は将来の夢よ」
竹山「やるのは物理のテストですよ……」
さすがに馬鹿な僕でもそんな答えは書かないけど……
ゆり「いいのよ。電車の車掌さん━♪とかイルカの飼育員━?とか書いておけばいいのよ」
音無「相当な馬鹿だな……」
雄二「いくら明久でもそんな馬鹿な答えは書かないな」
明久「雄二。今軽く僕のことをひどく言わなかった?」
雄二「いや、事実だろ」
よし。このオペレーションが終わったら真っ先に雄二を殺そう
竹山「話を戻しますが、回収する際にすり替えるとなるとバレると思うんですが……」
ゆり「それは考えてあるわ。日向君!!テストを回収してる時にアクションをしなさい!!」
日向「ええ!?何で俺が!!」
ゆり「あら、何の為にあなたを選んだと思ってるの?」
日向「まさかそんな道化師役に選ばれるとは……」
苦労してるなぁ、日向君も
竹山「あ、待ってください。名前の欄にはなんて書けばいいんでしょうか?」
「「「「「「………………………」」」」」」
一斉に皆が黙った。え?ゆりさん達は天使の本名知らないの?
高松「天使」
日向「アホか。生徒会長でとおるんじゃね?」
大山「そうだよね。どうせイルカの飼育員とか書く馬鹿なんだから」
音無「いやいや、さすがに自分の名前も書けないようじゃダメだろ!!というか、お前達が名前を知らないのが驚きだよ!!」
ゆり「知る機会なんてなかったもの。じゃあ、職員室に行って名簿見てきなさいよ」
音無「……分かったよ」
そして音無君が教室に出ていこうとした瞬間、天使に止められた。皆で見守ってる中、特に天使に何もされず帰って来た
音無「名前聞いてきた。立華奏だって」
ゆり「ああ、そういえばそんな名前だったわね」
音無「知ってたのかよ!!」
ゆり「忘れていただけよ」
明久「え、でも分からないって(バコッ!!)痛ぁ!!」
ゆり「忘れていただけって言ったでしょ」
僕の鳩尾を殴った後、ゆりさんは膨れっ面でいた。僕、何か変なこと言ったかなぁ?
教師「はーい。全員座れー。テスト始めるぞー」
そこに教師が来て全員座り、テストが
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