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ソードアート・オンライン『明星の勇者』
ザーフィアスでの日常
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第18層 ザーフィアス ザーフィアス城 カインの部屋



シリカ「カインくん、ほら朝だよ」


カイン「ん〜あと五分…」


シリカ「五分とか言わずにさっさと起きる」


カイン「も、もうちょい寝かせて〜」


シリカ「もう…こうなったら…」


俺は眠たくて目を閉じていてわからないがシリカはアイテムストレージから何かをオブジェクトかさせた。


それで何するか少し見物だな…



シリカ「オトメさん直伝!」


オトメさん直伝?なに?死者の目覚めとか?


シリカ「辞書落とし!!」


え!?辞書落とし!?それって物理的に…


カイン「ごふぅ!」


思考の途中に腹に重いもの…恐らく辞書が垂直に落とされ重力加速度も加わった衝撃を食らう。


あまりの衝撃で眠気はさっぱり覚めて腹には俺が執筆しているコレクター図鑑が置いてあり、シリカはニコニコと威圧感がある微笑みでおなようカインくんと言い放つ。


カイン「も、もう少し…まともな起こしかたなかったのか…」


シリカ「だって、全然起きなかったんだもん…それとヨシユキさんもこれで起こされたって話ですよ?」


カイン(ヨシユキ…南無)


シリカ「さ!早く仕度して!フルブライトさんがプレイヤーホーム購入したことのお祝いにいかないと」


カイン「そ、そうだな」


俺はメニューを開いてグレイシス…(其はテイルズの抜刀剣士と同じ服)を装備してベットから起き上がる。


帝都ザーフィアス解放戦から既に二週間あまりが経過し現在の最前線は二十三層、俺とシリカはこの二週間…ユウナが決めた罰…一ヶ月はザーフィアスの復興に全力で注ぐこと、という帝都から一歩も出れない若干謹慎状態が続いていた。


シリカ「その前に…あたしが作ったサンドイッチ食べよ」


カイン「そうだな」


俺とシリカは朝食を食べ終わるとザーフィアス城を出た。



ザーフィアス 中央通り


貴族街から坂を降りてきた俺達はNPCと凛々の明星の職人が店が立ち並ぶ、中央通りにやって来た。


シリカ「此処は変わったね」


カイン「ああ、というか町全体がな、前はゴーストタウンだったしな」


それに比べて今は最前線からわざわざ降りてきてアイテムの補充や武器の手入れをするプレイヤーにここを拠点にしている中層プレイヤー、そして始まりの街の軍による威圧から逃げてきた始まりの街のプレイヤーなどで賑わっている。


カイン「フルブライトが開いた店って何処だっけ」


シリカ「えっと、確かもう少し奥の方に…あっ、あったよ」


そういって俺達はフルブライトが経営し
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