暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第62話 調査を行いましょう
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
と入っていった。そして、4人は建物の上で合流した。どうやら、ここはただの倉庫らしい。
特殊イベント等はなく、ただ破壊不能オブジェクトに囲まれているだけだ。
「……普通に考えたら、デュエルだよね」
レイナはそう確認するように聞く。
「……でしょう。デュエルで剣を突き刺して、ロープを首に引っ掛けてここから突き落としたんでしょう」
確かに、状況から考えたらそれが間違いないと思える。だが……それなら不自然な点があるのだ。
「なら、winner表示が出るはずだろ……? オレとリュウキで探したが、何処にも表示はなかった」
そのキリトの言葉にリュウキも頷いた。
「……それは間違いない。あの場、あれだけ混乱の渦だったんだ。下手にその場を逃げようとしたら、かえって目立つだろう?……あの後、一応スキルでも確認したが、間違いなくあの場にはいなかった。相当の速度で、オレ達が集まる前に あの場から逃げたのかもしれないが……」
リュウキがそういった。彼の言葉には説得力はある。そして、勿論それはキリトでもそう。ゲーム内屈指のプレイヤー2人。その2人が見つけられないとアスナとレイナは思っていたのだ。
「……でもありえないわ。圏内でダメージを与えるにはデュエルしか」
「そうじゃないと……混乱が起きてしまうよ?他にそんな方法があるなんて知れ渡ったら……」
アスナもレイナも心配そうに呟いていた。4人とも暫く沈黙する。
そして、その後。
「どちらにしても、これは放置はできないわ」
アスナが結論を言った。このままにしては置けないと言うものだ。
「確かに放置するには危険すぎる……な」
「ああ」
リュウキもキリトも同意見であり、依存は無い。何をするのか、はっきりと判ったからだ。
「そうだよ。圏内PK技みたいなのを誰かが見つけた……なんてことあったら、外だけじゃない……街の中だって危険ってことになる」
レイナも事の深刻さに、身震いすらしていた。唯一の安全地帯である各層の街中、通称:圏内。
そこで殺人が行われるなど、殺人方法が拡がってしまうなど、そんな事が起きれば ただでさえ、この世界に閉じ込められていると言う状況に付け加え 殺されるかもしれない……そんな事になったら、人々の心が荒れていくだろう。
いつかは、クリア出来ると信じて待っていてくれている人たちの為にも、直ぐにでも解決しなければならない事件だ。
「暫く前線からは 離れる事になっちゃうけど……しょうがないか」
「うん。こっちの方が重要だって思うし、団長も解ってくれると思うよ」
アスナとレイナはそう判断した。
彼女達はギルドの副団長だ、ギルドの事も勿論考えなければならない。勿論、攻略も大切なこと
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ