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とある英雄の学園生活
第11話 仲間たちのその後 後編
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ます」

 「はぁ〜ねよねよ」

 「………………」
 
 2人の魔人は普通に部屋に入っていく。
 
 「2人共ちょっとまて、なに当たり前のように俺と同じ部屋に入っているんだ」
 
 「はぁ?」
 
 「………………」
 
 俺の言葉を無視し2人はベッドに潜り込んで寝ようととしている。
 
「すみませんが2人が寝るはずだった部屋を案内してもらいますか」

 メイドさんは困惑した表情をしている。 
 なぜ?

 「あの……3人同じ部屋を用意させていただいたのですが」

 「え?」

 「そうご主人様に言われたのですが」

  冗談じゃない今日ぐらいのんびり1人で寝たいぞ

 「すぐに別の部屋をご用意いたします」

 「用意しなくていいわよ、ほら綺羅メイドを困らせるんじゃないわよ」

 俺の首根っこをつかみ部屋に連れ込むイフリート

 「せっかく用意してくれるていってるんだからいいだろ」

 「綺羅さまの部屋の用意は結構ですから下がってくださっていいですよ」
 
 「ちょっとシヴァも何言ってんの」
 
 困ったメイドさんはイフリートとシヴァを見て
 
 「それでわ失礼いたします」
 
 メイドさんが去っていった。

 「……2人共も魔人剣になれ」
 
 「なんで」
 
 「どうしてですか?」
 
 「ベッドを1人で寝たいからに決まってるだろう」
 
 「「いや(です)」」
 
 美人なイフリートと美少女のシヴァ。
 魅力的な2人に囲まれて寝るのはキツイ。
 
 「わかった、俺はソファーで寝る」
 
 ソファーで寝ようとした俺をベッドに連れ込む2人
 
 「はいはい、じゃあ寝ましょうね」
 
 俺の言葉は無視ですか。
 
 「3人でエッチなことでもする?」

 「シヴァおやすみ」

 「おやすみなさいませ、綺羅様」

 「ちょっとした冗談じゃないの……おやすみ綺羅」
 
 「おやすみ、イフリート」
 
 長かった1日が終わった。




 次の日

 「では行きましょうか」

 セリアの屋敷前に豪華な馬車が俺たちを迎えに来た。
 馬車に乗る俺たち3人とセリア。
 セシリアさんは馬に乗っている。

 「アルトがどんなふうに変わっているか楽しみだわ」

 「そうだな」

 30年後のアルトがどう変わっているか楽しみに俺たちは城に向かった。
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