A bolt from the bule(青天から稲妻)
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「その事なんだけど……君達は『シババワ』様のことは知っているよね?」
シババワ様。
当然知っている。シババワ様は「ワンパンマン」に登場する様々な事件や大災害を予言した大予言者で、この世界でもシババワ様は多くの事件や大災害を予言していた。
「ええ。シババワ様の事は当然知っていますけど……もしかして何か予言があったのですか? その杜王町で何かが起きると?」
エドワードの質問に学園長が頷く。
「そうなんだ。シババワ様の予言では杜王町にこれからいくつもの怪事件が起きて、ほうっておけば多くの人が死んでしまうらしい。そしてそれを防ぐためにシババワ様が直々に選んだのが君達というわけだ」
なるほど。それが俺達が地域ヒーローに選ばれた理由か。
シババワ様の予言は「ワンパンマン」の世界でも、この世界でも重要視されているからな。シババワ様が直々に選んだのであれば、卒業したばかりの学生である俺達がいきなり地域ヒーローになっても誰も不思議に思わないだろう。
「君達にはこれから一年間『B級』の地域ヒーローとなって杜王町で活動してもらうと同時に、ある一人のヒーローのアシスタントをしてもらう。……入ってください」
学園長が呼ぶとドアを開けて一人の男が部屋に入っ…………て、ええっ!? あ、あの御方は!?
「……S級十七位ヒーロー、空条丞太郎だ」
入ってきたのは間違いなく「ジョジョの奇妙な冒険」第三部の主人公、空条丞太郎!
ということは俺達の派遣先の杜王町って、「あの」杜王町で間違いないってこと?
………………………………やれやれ。こいつは、グレートな一年間になりそうだぜ……。
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