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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第十二話「友/FRIEND」
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ル達の前に騎士たちが立ちはだかってくる。このままでは物量に押されてしまい、こちらが苦戦を強いられる。
「二人とも!先に行け!?」
クロノはそう叫ぶと、背後の敵陣へと突っ込んで行く。
「クロノ君!?」
「ここは僕に任せろ!」
「……わかった!無茶をしないで!?」
僕たちはクロノに任せ、なのはとアルフ共に最上階へと向かった。
螺旋状の階段を駆け上がり、上空から攻撃する騎士たちをエックスはチャージショットで次々と撃ち落としていき、なのは達と共に奥へと突き進んでいくが、数が多すぎる。
そのとき、上空から強力な魔法弾が敵を次々と撃ち落としていく。フェイトであった。
「ふぇ、フェイトちゃん!?」
なのはは驚き、彼女の登場に混乱しそうになるが、突如二人の前に壁を突き破り巨大なロボットが出現した。プレシアが放った下部の騎士でもない。ワイリーが作ったレプリロイドとは異なるコントロールロボット、大型メカニロイドである。
「強力なバリアが張られている。とても強大だ……でも、二人でなら!」
照れくさそうになのはへ言うフェイトになのはは歓喜に頷く。しかし、このメカニロイドは、魔導士の攻撃を吸収する機能を持ち合わせており、彼女二人の攻撃は全て弾かれてしまう。
『タケル!大型メカニロイドの弱点を捕捉!』
モデルXはタケルの視界へスコープ映像を映し、メカニロイドの弱点を見つける。
「弱点は……頭部!?」
それを知ったタケルは二人へ叫ぶ。
「二人とも!あれは僕が倒す!だから君たちは先に行って!?」
「タケル君!?」
「……わかった、なのは!先を急ごう……」
フェイトも、ロックマンの彼なら奴を倒せると信じ、なのはと共にプレシアの部屋を目指す。
しかし、フェイトはプレシアの元へ向かうよりも一番にゼロのことを案じた。ゼロを助けないと!
「なのは……」
「フェイトちゃん?」
「ごめん、先に行っていて?駆動炉はこの先を行くとあるから!」
そういうと、フェイトはなのはから離れて別のルートへと向かった。ドクター・ワイリーの部署へは訪ねたことは無いにしろ、地図で見ているからわかる……
「ゼロ!無事ていて……?」

「よし……行くぞぉ!」
ダッシュ移動でメカニロイドの攻撃を掻い潜り、メカニロイドの体を飛び伝って奴の頭部へと接近する。
「2倍フルチャージショット!!」
その威力によってメカニロイドの頭部は粉々に吹き飛び、メカニロイドは機能を停止して沈黙した。
「やったか……!」
僕はすぐさまなのは達の元へ向かおうとするが、そのまえにある一人を心配していた。
「ゼロ……!」
レーダーを頼りにゼロ君を探し出す。時の庭園内を必死で探しまわり、そしてある部屋へたどり着いた。門前には無数のイレギュラーの残骸が散らばっていた。
「ゼロ君が……これを全
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