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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第十一話「タケル対ゼロ/XvsZERO」
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しい地響きが起こったのである。
「次元震です!中規模以上!!」
「ジュエルシード9個発動!次元震、さらに強くなります!!」
アースラのブリッジからプレシアが起動させたジュエルシードの強大な次元震の反応を感知していた。
「ぷ、プレシア!何をしておる!?」
ワイリーはそう彼女へ叫ぶが、今のプレシアは自画を保てず狂っていた。
「もういいわ……?私はこの数でアルハザードを開く!さぁ、行きましょう?アリシア……」
アリシアの試験管を浮かび上がらせ、ともに向かうプレシア。
「待てぃ!貴様……ジュエルシードの回収に協力するかわりに大魔導師の技術を交換するという条件はどうするのじゃ!?」
そうワイリーは協力対象の条件を口に叫ぶが、プレシアは聞く耳を持たない。
「もう我慢できないの……もう私たちの邪魔をする者はいないわ?私はアリシアを連れてアルハザードへ向かうの……」
「勝手な真似を……シグマ!VAVA!プレシアを取り押さえぃ!!」
「邪魔は、させない!!」
プレシアは自分の空間内に強大な魔力を敷き詰め、床から無数の鎧騎士が浮上してきた。
「Aクラスの魔力を確認!これは……!?」
「プレシア……!」
ゼロは怒るが、その隣でにいるフェイトはプレシアから受けた衝撃により、悲しみによって倒れてしまった。
「フェイト!?」
それをゼロが受け止める。フェイトを心身ともに痛めつけるプレシアをこれ以上許してはおけなかった。ゼロは怒りに燃えた。
「僕が止めてくる!ゲートを開けて!?」
エイミィの隣でクロノがのう言い、彼女の呼び止めも聞かず、クロノはゲートへと向かうが、
「……」
クロノの前にゼロが立ち塞がった。
「ぜ、ゼロ……!?」
「……ッ!」
ドスっという鈍い音を立てて、ゼロはクロノの懐へ拳を放ち、気絶させた。
「悪いな?奴らを止めるのは……俺の役目だ!」
「ま、待て……ゼロ!」
うめきながらクロノはゼロの足へしがみつくが、
「……リンディ提督、お前の母親なんだろ?優しくて良い人じゃないか、あんなに良い母親を悲しませることは許さんぞ?犠牲になるのは……俺だけで十分だ」
ゼロは彼の手を振り払い、彼の代わりにゲートへと向かった。
「待て……早まるな!」
ゼロはゲートへと消え、時の庭園へと向かった……
「あれ、そういえばゼロ君は!?」
一方の僕はふと目を離したすきにゼロ君の姿を見失っていた。なのはも辺りを見回すが、彼の姿はブリッジには見当たらない。
「た、大変です!ゼロが時の庭園に……!」
腹を押さえてクロノがブリッジへと通信をつないだ。ゼロの行動でブリッジ内は騒ぎ出す。
「な、何だと!?」
シグナスはゼロへと通信を入れるが、連絡は途絶されていた。
「ゼロ君!?」
僕は叫んだ……









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