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ソードアート・オンライン stylish・story
第四十五話 本当の結末
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に行くつもりだい?」
須郷が後を追おうとするが修也と直葉がそれを許さない。
「Wait(待ちな)。アンタは俺とスグで止めさせて貰う!それにアンタはもう人生でも終了してるがな」
「どう言う・・・事かな?」
「冥土の土産として聞くんだな。和人だけが世界樹の上に辿り着いたと思っちゃ大間違いだ。俺は和人と一緒に世界樹の上に行ったんだよ。そこで見たのはSAO未帰還者の頭脳のデータホログラムだった。これで俺が何が言いたいか分かるよな?」
それを聞いた須郷は汗をダラダラと流し始めた。
「ま、まさか」
「そのまさかだ。研究員を切り刻んだ後、大切に保管してあった報告書のコピーを俺のPCに移させて貰ったぜ?これでアンタの悪行は晒し首同然って訳だ」
「こ、この糞ガキがぁぁぁ!!!何でだよ!?何で貴様等は僕のモノを奪っていくんだよぉぉぉ!!!奪ってやる・・・お前からも奪ってやるーーー!!!」
そう言うと須郷は直葉に向かってナイフを掲げ、突進してきた。
「その娘は君の彼女さんなんだろう?奪ってやるよ・・・僕のナイフでぇぇぇ!!!」
須郷の突進に直葉はサッと剣道の中段の構えを取った。そして修也が説明を始める。
「ああ、一つ言うの忘れたが。その娘・・・剣道全国レベルの実力の持ち主だぞ?」
「えっ・・・」
修也の説明が須郷の耳に届いた時にはもう遅かった。
「小手!!」
須郷の持っていたナイフは直葉の剣術【払い小手】によって、地面に叩き落された。
身体の半分の自由を失いかけている事と勢いに身を任せて突進してくる事を合わせるとスピードも位置も丸分かりの状態だった。そこに全国レベルの直葉が剣を合わせることなど、造作もない事だった。
そして得物もなくなった須郷に修也はさっと懐に飛び込み。
「イヤァッ!!」
「ぐげっ!?」
右のアッパーカットを須郷の顎に打ち込んだ。そしてすぐに身体を一回転させ、いきおいを付け・・・
「うおおお!!!」
身体のバネと回転の勢いを付けた正拳付きを鳩尾に叩き込んだ。
「Jack pot!!!」
修也の叫び声と共に須郷の身体は吹き飛び、地面に倒れ付した。
「なんで・・・なんでなんだよぉ。お前等・・・なんか・・・何の力も・・・ない・・・くせに・・・ごふっ」
須郷はアッパーカットの脳震盪を起こしたのか、そのままボヤキながら気絶してしまった。
「確かに俺達の力は小せぇ。けどなその小さな力が合わされば、大きな壁だってブチ壊せるだって出来るんだよ。所詮テメェは一人だったて訳だ、須郷」
修也が言い返すことのない気を失った須郷に言い返し、隣を見てみると車の窓ガラス越しにSAOの時の自分が写っているように見えた。
修也はフッ
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