暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
教会直下のブラックスミス
第2話
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作って体内に埋め込んである。

これぞチート。もう少し研究が進めば物理も無効になれる。そうなれば自由に動いても大丈夫なはずだ。いや、待てよ。逆に考えれば僕を縛れないと判断して消されるかもしれない。隠蔽系と転移系の研究も進める必要があるな。出来れば囮とかも欲しいな。要研究事項に追加しておこう。





それから更に2年の月日が流れた。この2年で十分な数の聖剣、魔剣が揃ったので、最近になって高位のエクソシスト様の同伴で悪魔狩りを行い始めた。とは言ってもはぐれ悪魔という主を殺して逃げ出した奴らを捜しだして殺すだけなんでけどね。

面倒だけど説明しよう。勢力的には悪魔、堕天使、天使の三勢力がある。これが基本ね。内部は結構細分化されるから今は置いておく。昔、この三勢力で大戦が起こり、そこに二天龍と呼ばれる2頭の竜が乱入したことで、どの勢力も壊滅的な被害を受けたんだ。このままではどの勢力も滅びてしまうので停戦し、大きな争いは無くなったんだ。そして人数を増やすために目を付けたのが人間で、契約や信仰などによって勢力を回復させていってるんだ。

それでまあ、同じ場所だと下の暴走が起こったりするから交渉で少しずつ裏の領地を作っていったらしい。小さな争いから再び大戦なんて起こしたくないんだ。だから新しく領地を増やす時以外は争うことなんて無いんだけど、犯罪者からすれば他の勢力の領地に逃げ込むと追手を撒き易いのだ。

なので一定以上の犯罪を起こして逃走した者は全ての勢力から狙われることになる。手配書もちゃんと配られるし、基本的にDEADorDEATHだからガス抜きに良いらしい。ちなみに天使の手配書は存在しない。そういうことをした時点で堕天してしまうから。

ちなみにこの悪魔狩り、協会内の過激派が行うと結構凄いことをする。悪魔の領地に潜入して悪魔と契約している人を瀕死に追い込み、契約している悪魔を召還した所で奇襲したりとか。ここまでやってバレると教会から追放されてはぐれエクソシストとかになる。以前までなら光力(魔力と一緒なんだけど、悪魔の使う力とは違うと言いたいが為に光力という名前が付いているだけ。本質は一緒だよ)を用いた剣を使っていて、作った天使様が許可を出さなければ使えなくなっていたんだけど、今は僕の剣が主流になっているので『壊れた幻想』で吹き飛ばしている。これだけでかなりのはぐれエクソシストを殺している。

まあ最初の頃は葛藤とかもあったんだけど、そこはアーチャーが混じった影響からなのかすぐに慣れてしまった。慣れって怖いね。今では普通に首を刎ねても何とも思わない。もちろん祈りを捧げるけどね。相手が悪魔だろうが堕天使だろうが天使だろうが人間だろうが死ねば皆一緒だから。

最近は堕天使を狩った際に残る羽をコレクションしている。これを使って何か
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