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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百二十六話:女の子たちの朝
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たお洒落も、毎日してたんですが。
さすがに今は首には回らないし、さてどこがいいか。
「タテガミか、尻尾か……。タテガミも尻尾も、位置の選択肢が色々……」
『あ、あたし!ドーラちゃんとお揃いがいい!ドーラちゃんの髪と、お揃いみたいにしたい!』
「そっか。それじゃ、タテガミだね。……この辺がいいかな?」
モモが最高に可愛く見える位置取りを厳密に検証して、しっかりと梳かして毛並みを整えた後に、ほどけないようにしっかりと、可愛らしい形にリボンを結んで。
「これでよし!……うん!モモ、可愛い!」
『ありがとう、ドーラちゃん!』
「ピエール、お待たせ!もういいよ!」
気合いを入れて時間をかけすぎたのか、ピエールを呼び入れたところで他のみんなも部屋に入ってきました。
朝練帰りの三人にキレイキレイをかけて、待たせたことを謝ります。
「みんな、戻ってたんだ。ごめんね、待たせて」
「いーよ!女の子の支度は、時間がかかるって言うもんな!そんなに待ってねーし!」
「ピキー!」
「ふむ。ドーラ様もモモ殿も、今朝はまた一段と愛らしくあられますな」
『でしょー!ありがとう、ピエールさん!』
「あ、ピエール!なにぬけがけしてんだよ!カタブツのくせに、こんなときばっかー!」
「コドランよ。拙者に何か申す前に、言うことがあるのではござらぬか」
「あっ!そっか、そーだな!ドーラちゃんもモモちゃんも、すげーかわいーよ!」
「ピキー!」
『コドランくん、スラリンくんも、ありがとう!』
「みんな、ありがとう」
モモに続いて私も三人にお礼を言って、少し離れて見ていたヘンリーに近寄ります。
「ヘンリー。……大丈夫そうだね」
モモの言った通り、元気そうというか。
むしろいつもよりすっきりした顔をしている、ような気もしないでも無い。
「……ああ。まあな」
こちらを見る目は、若干気まずそうではありますが。
赤くなるとか目を逸らすとかは無いので、昨日の今日で考えれば全く問題ないと言っていいでしょう。
「……そういうのも、似合うな。その、髪も。可愛いよ」
「ありがとう」
胸元とか足とか、男装にしろどっち付かずにしろ、故意に見えないようにしてある普段と比べればかなり露出度高めであるにも関わらず、全身を眺めても挙動不審になることもありません。
完全にもう、大丈夫なようですね!
「モモも。それ、あのリボンだよな?ドーラとお揃いにしたんだな」
『あ、わかる!?さすがヘンリーさんだね!そうなの、ビアンカちゃんのリボンで、ドーラちゃんとお揃いなの!いーでしょー!』
……モモのこれが、ポニーテールだと気付くとは!
やっぱりコイツやれば出来るイケメンなんじ
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