暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Collaborator
記憶の行方
[3/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
グレースタウンは道なり1.5km》と書かれていたが、1.5kmなら"電光石火"を使えばなんとか日が沈むまでに間に合うと思い、ココを今日の目的地とした。
「グレースタウン、何だか森の中の町のような気がしますね。それと、泊めて下さる優しい方が居れば良い、なぁ・・・。 っでなきゃ野宿・・・無理無理っ!!怖くて絶対無理!!そ、そうならないように早く行かなくちゃ!!」
最後に寝床の心配しつつグレースタウンに向けて、早く到着する為に"電光石火"を最初から使って目的地へと向かった。外なんかで寝た事も当然無い無いし一人だし、最初の森で数匹に襲われたし、何が起きるか全く分からない。
そんな事を考えながら走って数分後、とっくに1kmは走ったというのに中々グレースタウンが見える様子が全くない。そして、あたりがだんだん暗くなり、視界が悪くなり、足元も見えなくなってくる・・・さっきまで明るかったのに・・・。
でも、葉っぱが黄色く色付き始めているのを見ると季節は秋。冬に近づくとなると日没が早くなるのは当然な事である。どうやら四季の関係は元居た世界と同じらしい。
「だ、だいぶ薄暗くなってきちゃった・・・夜になる前にどうにかしないと・・・夜一人は絶対いや・・・。何処かに明かりが見えれば・・・・・・あっ、看板!!それに、道が赤煉瓦って事はっ!!」
やっと見つけた人工的に作られたものを見て、とても嬉しく、やっと着いたの気持ちも合わさって安心して歩を緩めた。看板に書いてある文字は グレースタウン の一言と案内板。・・・やっぱり森の中にある町みたいだが、気になったことが一つだけあった。それは、ギルド・病院(中)と書かれていること。ギルドは何と無く分かったが、病院の(中)の意味が分からない。普通に考えれば大きさと思われるが、その文字の前に何か掠れて読めない一文字があったものだから、余計に分からない。
「・・・コレは目の前まで行けば分かる、かな。それにしても・・・かなりナルトシティから離れたみたい・・・」
その村の中をくるりと辺りを見回したながら一言。道は人工的に作られた赤レンガが引かれていて、多方向にこじんまりとした家のようなものがあって、ちゃんと人も居たことにまずホッとする。そして今まで遠かった大きな氷山が近くになっていた事にかなり移動してしまったと感じた。普通ならここまで来れるまでにかなりの時間を費やすはずだが、やはり"電光石火"を最初から最後まで結局ずっと使っていたのでここまで来れたのだと感じた。
「そ、そういえば・・・どうやって泊めて欲しいと御願いしましょうか・・・。いきなり道に迷ったから泊めて下さいと言うのもなんかー・・・うぅ・・・どうしょ・・・・・・」
「・・・・・・っ!? そ、そこの子どうしたのですか!!?」
「ふぇっ!!? あっ、だ、大丈夫・・・です。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ