教会直下のブラックスミス
第1話
[4/5]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「そうですか。嘘はないようですね」
危なかった。やはり嘘発見用の術式とかがあったみたいだ。下手に誤摩化さなくて良かった。
「貴方の神器なのですが、何があったのか本来の物が変質した様です。本来の物は魔剣創造、あらゆる属性の魔剣を造り出せる物なのですが、あの時造り出された剣は魔剣、聖剣、名剣、一般的な剣など無作為に造り出されていました。込められている力も普通の物よりも強力でした。魔剣創造の聖剣版である聖剣創造で作った物と打ち合わせてみた所、一振りが百振りを叩き折って、なお健在している物もありました。また殆どの剣が特殊な能力も備えていましたが詳細が判明した物は半分以下です。貴方には分かりますか?」
「基本は伝説や神話で登場した剣のはずです。どれが何なのかは見て触れれば、分かると思います」
アーチャーと混ざった今の僕には解析位なら可能だ。最も、剣と自分の身体位しかまともに解析出来そうにないけどね。
「そうですか。なら疲れている所悪いのですが、判別を行ってもらえますか?」
「はい。その前に聞きたいのですが、僕が倒れたのは何が原因だったのでしょうか?」
「力の使い過ぎです。アレだけの量と質の剣を作ったことで貴方の魔力が尽きたことが原因です」
やはりそうなのか。そちらの方も追々鍛える必要があるな。主に生き残るために。
「なるほど、ありがとうございます」
ガブリエル様直々に案内されて剣が保管されている場所まで行く。魔力を持たない普通の剣は既に別の場所に運び込まれたそうだが、魔剣を処分しようとして負傷した者が居るので迂闊に触れないので聖堂に突き刺さったままになっている。
「とりあえず、聖剣と魔力が籠っているだけの魔剣を分けて下さい。呪い付きの方は後々処分の方法を考えます」
「分かりました」
とりあえず近くに有った聖剣から順に解析をかける。
「ガラティーン、グラム、ダモクレスの剣、リジル、アスカロン、バルムンク、ラハイヤン、天叢雲剣、十束剣、カラドボルグ、ミスティテイン、フラガラッハ、アロンダイト、魔剣の性質を持ったグラム、ここら辺のは魔剣ばっかか、バルムンク、ティルヴィング、レーヴァテイン、アロンダイト?ああ、アーサー王を裏切った後の物か、それから村雨?一人も斬ってないから妖刀らしくないな、これはノートゥング?グラムのモデルになった奴だっけ?十束剣、布都御魂剣、エクスカリパー?」
「エクスカリバーですって!?」
ガブリエル様が驚いているが、こいつは偽物だ。
「いえ、エクスカリパーです。能力は、どんな防御も無視して絶対にかすり傷を負わせる?剣として使わなければ強力?彼の世界にあったのか?こっちはゾンビキラー?アンデット系統を一撃で葬るみたいですね。次は、TCM?10種類の剣
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ