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lineage もうひとつの物語
パーティー結成
エルブンケイブ
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ホワイトナイツの三人はオークの部族を相手に修練を積みながら旅の資金を貯めていった。

エレナが弓で主に足や腕を狙い動きを鈍らせアレンが止めを刺す。
アーニャはヒールを主体にアレンが討ち洩らしたオークを魔法で仕留めていく。
次々と湧いて出てくるオークを相手に三人は連携を高め更に個々のレベルアップも果たすことができている。
そしてオークが持つ4部族の各トーテムを集めライラに報奨金を貰う。
これを繰り返し一週間後には目標額を大きく上回る5万アデナを貯めることができた。

そして夜、小屋に戻った三人はテーブルを囲んでいた。

「目標額は貯めることができたし一週間経ったわ。アレン君これからどうする?まだ残る?」

エレナは数えたお金を袋に入れながら聞く

「そうだね。目標は達成できたので明日にはと言いたいけどあと少し待ってくれないかな?」

「いいけど何かあるの?」

アーニャは訝しげに尋ねる。
エレナは言いたいことを先に言われたようで黙ってアレンを見た。

「2日ほど前に行った北側にあるケイブに行ってみたいんだ。」

「エルブンケイブのことね」

エレナは答えアーニャは そういえばあったね と忘れていたようだ。

「あそこの地下二階はこの辺りと一緒でオークの溜まり場よ。オーク部族から追放されたものしかいないからトーテムも持ってないしね。特にいいことはないと思うけど?」

エレナの説明で落胆するアレン

「あー。。。そうなのかー。。。昨日から楽しみにしてたんだけど止めとくかなぁ」

「呆れた。そのとき言えばいいのに」

アーニャの一言に 言ったら言ったで反対するくせに とアレンは思ってしまう。
もちろん口に出して言えないが。つ
エレナは微笑みそして告げる

「でも一つだけ朗報があるわよ?」

先程とはうってかわってアレンは嬉しそうに続きを待つ

「エルブンケイブはね、まだ地下二階までしか確認されていないの。トーテムを持たないオークくらいしかいないし場所が場所なだけに人間は滅多にこないしね」

「たしかに朗報だ。でも二階までしかなかったら拍子抜けだなぁ。」

アレンは考える。

「考える振りしたって一緒よ。どうせ行く気は変わんないんでしょ」

アーニャに図星を突かれ苦笑いのアレン。

「でも条件があるわ」

アーニャは無視して続ける

「明日は二階までで引き返すこと。ライトの魔法が切れるか三階への階段を見つけた時点で終了。そしてその翌日には次の目的地であるギランへ向かうこと。いい?」

不満そうな顔をするアレンに対しエレナが告げる

「アレン君は幸せね。猪突猛進のあなたを抑えてくれる人がいて」

私達が危ないからね とアーニャが言いながら照
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