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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『邂逅、説得、甦生』前編
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いわ」
「出来損ない? ずいぶんな言い方だな?」
一応は産みの親だろ? 何故そこまで嫌う?
「出来損ないは出来損ないよ 私のお使いも満足にできてないじゃない」
「母親のためにと一生懸命頑張っているあの子にたいして言う言葉ではないと思うのだが?」
あの子の記憶が偽りであっても彼女が母親のために頑張っていたのは真実だ。
「私の命令を遂行できてない以上そんなものなんの価値もないわよ!! それにあの子とは違う!」
今のプレシアのセリフでフェイトを嫌う理由が解った……。
「あの子とは『アリシア』の事か?」
俺の一言で場の空気が変わる。
「貴方……何故アリシアの名を!?」
もはや殺気を通り越して殺意のこもった射抜かんばかりの鋭い視線を彼女は零に向ける。
「なぁに とある人物から聞いただけさ」
「そいつは誰よ!?」
プレシアは全身から殺意と怒気を漲らせながら吼えるように言葉を飛ばす。
「そんな事はどうでもいい それよりもアンタの目的はなんだ? フェイトのような幼子にジュエルシードのような危険物を集めさせている目的はなんだ?」
「貴方に話す義理はないわ!」
「内容しだいではコイツを渡してもいいんだがな」
俺は『王の財宝』からジュエルシードを一個取り出し見せる。
「それを寄越しなさい!!」
プレシアはデバイスを起動させ雷の魔法を零に向かって放つが、
「無駄だ!!」
俺は自分に向かって放たれた雷を、
ー掌・握・破・壊ー
『支配者の右腕』で掴み取り魔法を握り潰す。
「なっ!? 魔法を素手で握り潰した!?」
「残念ながら俺の右腕はちと特別でな」
ホントにこの能力はかなり便利だよ。
「クッ!! 厄介ね! でもこれならどう!?」
零を取り囲むように全方位に魔方陣が現れ、
「全方位から放たれる雷ならその右腕がどんなものであろうと意味がないわよ!」
確かにな……だが…甘い!
「『創造』……『千鳥』!!」
俺は『とある』一本の刀を創りあげる、
「ハァッ!!」
ー高・速・回・転ー
独楽のように高速回転をしながら刃を振るい己に襲い掛かる全ての雷を一刀のもとに切り裂く。
「なっ!? 雷を切り裂いたですって!?」
普通ならば切り裂く事など不可能とも言える雷を容易く切り裂く目の前の存在に驚愕する。
「この刀の名前は『千鳥』かつて雷を一刀のもとに切り裂いたという逸話を持つ刀だ」
「どういう事?」
「この刀には雷を切り裂いた逸話から雷を切り裂くという概念が付加され雷を切る事が可能となったんだよ つまりこの刀とアンタの相性は最悪という事だ」
「クッ!! そ
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