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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『邂逅、説得、甦生』前編
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ていてくれ」
「えっ? 何で!?」
意味がわからずきょとんとするなのは。
「あまり大勢で入るわけにはいかないしね それに少し難しい話しもしなければならないしね」
一応の建前としての説明を彼女にする。
「う〜 わかったの……」
渋々といった感じで納得するなのは。
「じゃあ千歳後を頼む」
「はい」
そして俺はフェイトの後に続いて部屋の中へと入り、
「母さん……今戻りました…」
入った部屋の先にいたのは、
「フェイト……それと貴方は誰かしら?」
大胆に肌を露出する衣装に身を包むが、顔色が悪く生気の無い肌をした女性だった。
「この人は……」
説明しようとするフェイトの言葉を遮り、
「はじめまして 俺の名は 黒帝 零 故あってフェイトと仲良くさせてもらっている」
「そぅ……そんな事はどうでもいいわ……フェイト……母さんのお使いはどうしたの?」
さもつまらなさそうな顔をしてフェイトに成果を聞くプレシア。
頭ではわかってはいたがやはり現実を目の当たりにするとどこか納得のいかないものがあるな。
「はい……」
フェイトはバルディッシュから集めた数個のジュエルシードを取り出し、プレシアに渡す。
「たったこれだけ?」
プレシアは苦虫を噛み潰したような顔をしてフェイトに聞く、
「ごめんなさい……」
「ダメな子にはお仕置きをしないとね」
そう言ってデバイスを鞭に変化させ、
「私の言い付けを守れないなんて悲しいわよ!!」
フェイトに向かって鞭を躊躇いなく振るうプレシア。
「っ!!」
迫り来る鞭に身体を強張らせるフェイトだが、
ー掌・握ー
振るわれたソレはフェイトに届く事はなく、
「やれやれ……躾とはいえ鞭はないんじゃないかな?」
フェイトへ向かって来た鞭が当たる前に零が右腕で掴み止めていた。
「零……」
彼女は怯えと若干の安堵の混じった声で零の名を呼ぶ。
「フェイト……悪いが俺は君のお母さんと話す事があるから一度外に出てなのは達と一緒にいてくれないか?」
「えっ? でも……」
「頼む」
少しだけ威圧感を込めて言う、
「わ わかった」
威圧感にあてられたのか慌てて部屋から出るフェイト。
「さて……これでゆっくり話しが出来るな」
「貴方……一体何者? ただの子供じゃないわね」
警戒心を剥き出しにして目を細め鋭く睨み付ける。
「そんな事はどうでもいい……自分の子供に鞭を振るうなど親のするべき事ではないと思うのだが?」
子供が虐待されている場面何て見たくも無い。
「私の子供? あぁ あの出来損ない? 冗談じゃな
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