暁 〜小説投稿サイト〜
「ONEPIECE」転生しちゃった少年
28 模擬戦 後編
[1/3]

[8]前話 [1] 最後
〜カクside〜

・・・・・信じられん。



目の前で繰り広げられているのは本当に人間同士の戦いなのか?


あいつのスピードはワシよりは遅い。が、それは悪魔であいつが『本気』ではない時じゃ。


ワシは追い縋る事が出来んかった。それを


「指銃・黄蓮!」


ルッチの放つ無数の指銃がソウルを襲う。しかし。



「黄蓮。」

まさか奴も同じ技を放ち全て打ち落とすとは思わんかった。

「ちっ」
距離を取り月歩で宙を舞う。


いや、あのスピードでは剃刀じゃな。あのスピードでは剃刀でしかついていけんようじゃ。あれではヒット&ウェイも出来ん。


ビュンっ!


あの顔は全力を出しとるな・・・


「嵐脚・凱鳥!」


ルッチの脚から鳥の姿をした斬撃が放たれる。以前見た時は鉄をアッサリ切断しておった


「凱鳥。」

!?なんじゃと!?奴も脚から全く同じ技を放ちおった!威力も互角!


「嵐脚・線!」

ルッチはワシの技も使えるが・・


「線。」


奴もまた同じ技を、いや、あやつまさかさっきから、ルッチに合わせとるというのか!?後の先だのに攻撃が追いつく。これを意味するのは・・



「貴様さっきからふざけた事を・・」


「ふざけてなんていません!モノマネしてるだけ。」


「殺す!」


「瞳孔開いてますよ〜」


ソウルが一瞬でルッチの懐に潜りこんだ。あそこまで接近されたのは久しぶりに見るぞ!


「鉄塊。ぐっ!?」


!?フクロウやブルーノより5倍は固いルッチの鉄塊を突破しおった。さらに奴は!


「嵐脚・周断(あまねだち)!」

片手を地につけ奴自身は宙を回る。すると恐ろしい程の斬撃が放たれた。なんじゃあの威力は!?

パワーもルッチ級じゃと?


「!!ぬぅ!」


とっさに剃刀でかわしたルッチ。

ザンっ!!


!大地が斬りとられよった!いくらなんでもありえんぞ。斬りとられた大地は海の藻屑と消えていく。
「調整失敗・・ん?何変な目で見てんの。お前なら使えるだろ、カク。」


確かにそうじゃが、身体能力が比べものにならん。何をどうしたらあんな肉体になるんじゃ。


「貴様がどこで六式を体得したかそんな事は今知っても意味はない。立ちはだかるのならば排除する。」



「やれるもんならやってみな!!」
ルッチは能力を、いや、当然じゃろうな。

ルッチの姿がどんどん異形と化し肉体と殺気が膨れ上がっていく。やつの仲間も坊主以外驚いておる。あの坊主何者じゃ?



「動物系ネコネコの実・モデル『(レオパルド)』。今ま
[8]前話 [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ