27 模擬戦 中編
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〜ルッチside〜
カリファとダブルフィンガーとかいう女の戦い。
女は全身が棘と化す能力者だった。
しかし指銃を体得しているとは。だが、剃に関してはカリファが上手だった様だ。
徐々に体力を削り叩きのめした。鉄塊はそこそこだったな。ソウルは薬草をカリファに渡し飲む様に促した。
「・・・」
「カリファ、飲んでみろ、責任はおれが持とう。」
なぜかは知らんが、この男は姑息な手は使わんと感じた。
「!こっこれって、傷が・・」
本当に回復したのか。この男、本当に、完全に上から我々を翻弄してくれる・・
続く戦いはカリファとタバコの女。この女は嵐脚が図抜けていた。
おそらくカクに匹敵する技量だ。力を司る指銃、月歩はまだまだか。
お互い、決め手を欠き膠着状態になり男が止めた。
「こりゃ引き分けか、けっこう強なったな、ベルメール。」
「でも全身が痛いね!さすがだよ!」
気さくだな・・・
次の戦いはブルーノとグラサン。それなりに身体能力はある。
そこそこは持ちこたえた所を見ると鉄塊はそれなりのようだ。
続いて現れたのは右目の上に傷がある大男。アレは知ってる顔だな。確かハイエナのベラミーか。
それなりに身体能力はあるが精神が弱すぎるな。そこそこは持ちこたえた所を見ると鉄塊はそれなり、だが他全てが未熟。
「ブルーノに倒されんかったのは大したモンだ。もういいぞ、ベラミー。」
大男の次は魚人か。強いな。
能力を使わないと決めていたブルーノはあっけなく倒されてしまった。が、薬草を飲まされると回復した。
「次はNo.2の道力2000ちょいのカクか。ジャブラやカブキ野郎やフクロウも潜入捜査のために来てたら楽だったのに」
カクがNo.2と知っているとは、筒抜けとかそういうレベルではないな
カクに女剣士が挑んだが及ばず敗北、全てにおいて六式をそれなりに身につけているが・・カクとやりあうには未熟。
とはいえ、ブルーノ辺りなら勝てんだろうな。
続いて男剣士が相手になったが、強い!あの時雨という技。
剃と同じ・・いやそれ以上のスピードで突きをしている。スピードでは信じられんがカクと『今の』おれより上だが、攻防力に差がありすぎたな。
一度攻撃が当たるとそこから崩れた。
「よし、お疲れ、皆のもの。だいたい自分の位置が分かったな。CP9のみなさん、ご協力ありがとうございました。お礼に俺を好きにしていいぜ、ロブ・ルッチさん。」
「いいだろう。全力で貴様を抹殺してやる!」
「俺は?」
「お前じゃ瞬殺だ・・」
なめやがって・
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