深淵の闇
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
シャイコス遺跡 最深部
既に奴との戦いは恐らく1時間が経過したであろう、俺達はいまだ健在の奴との死闘を繰り広げていた。
アイリス「はぁ…はぁ…全くなんなのよ、こいつ…」
シリカ「はぁ…はぁ…あれだけの攻撃を与えているのに倒せないなんて可笑しいです」
シリカとアイリスの考えはごもっともで既に奴に100回は確実に攻撃を通したにも関わらずに奴はダメージどころか疲れてもいなかった。
???「…遊びは…終わり」
そして奴は両手剣を天井に掲げてその瞬間、両手剣から全方向に衝撃波が放たれ俺達全員は衝撃波に当たり後ろに吹き飛ばされる。
衝撃波によるHPの減少は1割にも満たなかったが俺は動こうとした瞬間異変に気付いた。
カイン「体が…動かない…!」
俺は必死に自分の体を動かそうとするも全くもって動かなかった。
キリト「まさか…さっきのが…!?」
ユリアン「力が入らない…!」
俺以外のみんなも動けずに倒れていた。
???「障害の無力化完了…これより試作1号機を回収する」
そういって俺達のことを無視してユイちゃんの元へと着実に歩いていく。
ムラマサ「ま、まずい!ユイ殿が…!」
シリカ「お願い!動いて!」
フルブライト「くそ…!俺達は…見てることしかできないのか…!」
アスナ「ユイ…ちゃん、逃げて…」
俺達は必死に体を動かそうと試みるがシステムによって完全に動きを封じられている。
だが俺達の望みも空しく奴は両手剣を振りかぶり、その腕を振り落とした。
だが聞こえてきたのは肉を切り裂く音ではなく剣と剣が交わる音だった。
???「!?」
デューク「どうやら、間に合ったようだな」
キリト「…誰だ?」
カイン「デューク!」
ムラマサ「ご存じで!?」
カイン「ああ、以前にな、このボーディブラスティアを渡した張本人だよ」
シリカ「あの人が!?」
???「…デューク…」
デューク「まさか、これほど早く現れるとは…深淵の闇よ」
深淵の闇「目標変更…第一目的をデュークの消去に変更」
その瞬間奴は標的をユイちゃんからデュークに変わり剣を掲げ俺達を現時点で苦しめている衝撃波を放った。
デューク「ぐっ!」
カイン「デューク!」
シャール「あのままじゃ!」
デューク「ふん!」
その瞬間デュークはデインノモスを振るって術式を発動させた
ユリアン「な、なんだ!?」
アイリス「あの人!普通にたってるよ!」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ