23 エネル捕獲と音楽家
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
お前の名を轟かせてみ。」
青海・・そういえば行った事がない・・だが、限りない大地よりも、私の望むものがあふれているというのか?
「私も行ってみたいです・・・青海」
こいつも望むか・・・
「色んなモノが、色んな人がある。修業相手にも俺がなる。未熟な所を鍛え直したら、お前ならもう一度神になれるかもしれない。」
神、いや、もう神など名乗る気もなれん。
もう一度、一からやり直しだな・・・・・
「貴様の名は?」
「?分かってるだろ?」
「貴様の口から直接聞きたい。」
「シャドーソウルだ。それ以上でもそれ以下でもない」
「ソウル。貴様の誘いに乗ってやろう。私は青海でやり直す!」
「そうか、所でこの船どうする?」
「もう、使う事はあるまい。好きにしたらいい。」
「んじゃ、遠慮なく。」
シオリは黄金を炎の刀で切断し、船の中に入り、噴風貝を持って帰ってきた。
「まさか排撃貝がもう一つ見つかるとは思わなかったぜ。ラッキー♪」
「そんなに集めて戦争でもするのか?」
「まぁ近いかも。詳細は秘密だが。じゃ、俺の船に連れてくぞ。」
右手には巨大な黄金の塊、左手には計101個の貝、そして私を肩に担いだ。
途方もない剛力だな。敵わぬ・・・・
「まぁ、これからよろしく、エネル。時々俺の仲間を揉んでくれるとありがたい。」
凄まじい程の威圧感を感じさせる笑みを浮かべる。底が知れんな、流石に
「と、いうわけで連れてきた!本来の目的達成!」
「「「ええぇぇ〜〜〜!!??」」」
「大丈夫なのか?突然襲ってきたら・・・」
ガタガタ震えてる右目の上あたりに傷がある男。
失礼な。人を畜生みたいに。
「多分いきなり襲う事はないと思う、ゼロスの代わりに時々シメてもらう事もあるんでその辺はよろしく!」
「適当すぎる・・・・」
人事だが・・もうメチャクチャだなこの男。私も修業に集中出来るか怪しいものだ。
だが、この様に騒がしいのは幼少の時以来ではあるな。
「セイレーンです。よろしくお願いします!」
「ソウル、ナイス!!!」
気さくな男がVサインしておる・・・
「んじゃ、貝、黄金両方手に入ったし…とっととトンズラするか!今から雲の果て(クラウド・エンド)に行くぞ!」
「クラウドエンド?」
「空島の出口、地上への入口だ。ボソッ(死にかねないスカイダイビングでもあるが)」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ