第47話 修学旅行が終わって
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
っと話していたようだが、途中他のクラスメイトが話しに入って来たりしていたので、納得したのかどうか。
とにかく魔法使いの従者にさせられたりしたら終わりなんで、今のままよりはよっぽど良いと思う。
新田先生をはじめ先生方にも教師を辞めて実家に帰ることは話した。
かなり無責任な話しだが、修学旅行後に潜入捜査が終了なのは規定事項だったらしく、既に埼玉県の教育委員会を通して代わりの教師−−−まともな一般人の数学教師−−−は準備されており、それらに関する書類も本山で預かっている。
引き継ぎもせずかなり不義理に去るわけだが、麻帆良学園がまともな教育機関ではないとして憂慮されているため、かなりベテランの教師が派遣されることになっており、オレなんかのなんちゃって先生よりも生徒達をよく指導してくれるだろう。
新田先生や瀬流彦先生、模蕪先生ら先生方はかなり惜しんでくれた。
考えてみれば学園長に近い一部の魔法先生以外はしっかりとした先生ばかりだった。そのせいで破綻せずに今まで経営できていたんだろうが。
何にせよ、生徒やまともな先生方に迷惑がかからなければ良いことを願おう。
☆ ★ ☆
土曜日に麻帆良に帰ったが、学園長はネギら石化組やら、関西呪術協会への密使の件で、関東魔法協会理事会へ言い訳するので大わらわだった。
電話での見苦しい? 聞き苦しい? 言い訳を聞いてる感じ、ネギの密使の件は学園長の独断だったようだ。
まぁ、少しでも日本の裏組織の事情を考えたら言語道断だからなぁ。
ホウ・レン・ソウは大事です。
おかげでネギの犯したポカはすべて学園長の責任となるので、今回の件は学園長にとって最悪だろう。
たった1人、(自分に)良かれと思った出した密使が、万事こちらの言うことを聞いて思い通りになる敵対組織の長の失脚となり、挙げ句の果てに次の新たな敵対組織は関東魔法協会を支配下に置く大義名分を得たのだから。
忙しそうだったがあやふやにされても困るので、次の日曜日の午後3時から時間をとってもらい、そのまま帰った。
木乃香はともかくオレの方は1年未満の仮住まいで、麻帆良での活動拠点としても残しておく必要があるので、そんなに荷物はない。
精々オレがいないときに家捜しされて困る物だけ持って帰れば良いんだが、その辺は元々ダイオラマ魔法球に入ってるので、ダイオラマ魔法球だけデバイスにでも入れて確実に持って帰れば良いと言うことだ。
リニスの私物もあったが大事な物は魔法球の中だろうし、その辺はスルーして置いて行く。戻れないワケでもないし、海鳴に戻ってなんか言われたらその時考えよう。
元々四泊
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ