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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第九話「決戦/DECISIVE BATTLE」
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しょうか?ゴン太君」
「さぁな……もしかしてタケルのことが……?」
そうニタニタと笑みを浮かべる二人とは違って、
(フフフ、これで私の人気度が上昇♪上昇♪)
と、委員長……

その後、僕らは数々の現場へ向かって共にイレギュラー化したジュエルシードの回収を続けていた。
「エックスバスター!」
僕の連続チャージショットがイレギュラーへ命中し、
「リリカル・マジカル……!」
なのはのトドメによってジュエルシードの回収劇は順調に進んでいた。
「ジュエルシードの回収を確認、おつかれさま?なのはちゃん、ユーノ君、タケル君、今ゲートを開けるからそこで待っていてね?」
「はい!お願いします……」
「うぅん!三人とも優秀な子達ね?なのはちゃんたちを本職へ採用しちゃおうかしら?」
リンディは半分本気で考えていた。
「素晴らしい、何という才能だ……チャージショットを連続で放てるとは!ううむ、イレギュラーハンターへ推薦させたいものだ……」
シグナスはもろ本気で考えている。そして二人のハンター達も、
「へぇ?やるじゃねぇか!これならシグマのイレギュラー共も百人力だな?」
「まさに、怖いものなしですね?」
一方分析室では、エイミィとクロノがなのはと敵対するフェイト・タスタロッサと、タケルと敵対するゼロ・アンリミテッドについてデータを調べていた。
「この黒い服の子、フェイトっていったけ?」
「フェイト・テスタロッサ、かつての大魔導士と同じファミリーネームだ……」
と、クロノがそう呟く。
「え、そうなの?」
「随分前だよ、ミッドチルダの中央都市で魔法実験の最中に事件を起こして追放されてしまった大魔導士……」
「その人の関係者?」
「さぁね?本人とは限らない……それと、もう一人のゼロという適合者だけど?」
「ああ、この子ね?や、やだ!よく見るとカッコイイじゃない?年下なのに惚れちゃいそう〜!」
「よく呑気なことを言っていられるな?」
「で、この子がどうしたの?」
「ああ……やはり、彼にも心当たりがある。以前僕がハンター達の世界へ派遣されたとき、その世界の国家機関の三賢人の一人が紹介していた人物と同じ名前なんだ」
「え!そうなんだ……?」
「イレギュラーハンター達の世界ではイレギュラーが出没する危険地帯アウター区域と、人々が暮らす居住エリア、インナー地区とで区別されているんだ。そんな世界を支えるのがレギオンズという超国家機関の三賢人だ。その彼らの内一人が適合者となる人間を人工的に生み出した。しかし、それは失敗に終わり、失敗作と不評されたその適合者はその後消息を絶った。この適合者の名前と、モデルZの適合者の名前が似ている気がして……」
そんな謎だらけの二人のデータを収集しようとしたが、強固なプロテクトが掛けられており、二人のアク
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