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蘇生してチート手に入れたのに執事になりました
握手は必ず右手
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・・・・・?)
確か、宏助は耳まで氷づけにされて・・・・。
そう思って傍らを見ると、なんと見たことのある光が宏助の氷が溶けている。
「お前一体っ!」
「うるさい。声を出すな。バレルだろ。静かにしてろ。」
なんと、真が手から出る光で、氷を溶かしていた。
「この氷・・・それで溶かせるのか・・?」
「詳しい説明はする気はねぇ。だが、お前にはアイツを倒してもらわないと困る。」
いきなり何を・・・と思うが真は勝手に続ける。
「・・・アイツを倒せるのは、お前だけだ。」
「なんでだよ、そもそもなにしてんだよ!俺を助けていいのかよ!お前、アイツの仲間だろ」
「・・・さっきから見ていたアレが仲間に対する行為だと思うか?」
「・・・・・・。」
「アイツは俺がこの氷を溶かせることを知っている。そして、あんな傷で死ぬようなことではないこともな。
つまり。これは俺に対する、負けたという罰。まぁそれは甘んじて受けよう。」
「・・・どうかしてんじゃねぇのか。」
「だけどな・・・」
全スルー。噛み付こうと思ったが、真の真剣な表情に思わず気圧される。
「俺は麗を、失いたくない」
「・・・・!」
「麗だけは、護ろうと思った。アイツには死神になれる素質がある。アイツの魂だけ、浄化せずに持って帰ろうと思った。そしたら、」
「そしたら、また一緒に暮らせるってか。」
「・・・・・」
「くだらねぇんだよ。そんなのに麗さんを巻き込むなよ。麗さんを死神にする?バカなこといってんじゃねぇ。」
「・・・・・だが、今となってはそれも無理な話。アイツは・・・零は俺の話を聞くような奴ではない。
指示通り、全員抹殺するだろう。麗も含めてな。」
「・・・・・・。」
「お願いだ、宏助。アイツを・・・・麗を救ってくれ。零を倒してくれ。俺のデータは既に奴の頭の中に入っている。俺では奴には勝てない。麗を護って欲しい。」
そんなことをさっきとは一変した弱弱しい口調で語る。そういう間にも解凍作業は続き、既に、宏助の上半身は自由になってきていた。
「・・・・わるい話じゃない。でも、お前は仮に俺が麗を助けたらどうする?」
「俺はお前らの前から消える」
「・・・・!」
「どうせ、死神なんて、麗の姿を見るために、生に執着していた惨めなもんだ。もう、麗の元気な姿も見れた。未練もねぇし。この作戦が成功したら、俺は死神にはもどれない」
「・・・・そこまで覚悟があるなら十分。やろうじゃねぇか。麗さん救出。俺も明さんを助けないといけない。そういう契約なんだ。」
「ありがとう・・。」
「礼はいい。お前に言われても、今は素直に受け取れない。それより」
「?」
「さっきの見ただろう。俺だって、アイツが俺のデータを持ってないだけでは勝てない。なにか策はないのか?」
「策はある。俺の聖
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