暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep13白と黒の決戦〜Wish vs. Wish〜
[2/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
私たちはエイミィからプレシアの詳しい情報を聞き終えていた。話を聞く限り、あまりいい人間ではなさそうね。
(全く、こんな奴についてるなんて、ルシルは何を考えているのかしら?)
どうせフェイトとアルフのためなんだろうけど、なんか納得いかないわ。ルシルならプレシアをどうにかして、フェイトとアルフに別の道を見出させることくらい出来るはずだもの。それとも、そんな手段が行えない事情があるのかしらね。
「あなた達は、一休みしていた方がいいわね」
リンディ艦長がそう言ってきた。私としては必要がない。それよりルシル達が気になるから残りたいけど・・・。なのはも「え、でも・・・」私と同じ考えのようで、休まなくてもいいと言おうとした。
「特になのはさんとシャルロッテさんは、あまり長く学校を休みっぱなしというわけにもいかないでしょう。一時的に帰宅を許可します。ご家族と学校に少し顔を見せておいた方が良いわ」
そうだった、私は小学生なんだっけ? こういうときには枷になる肩書きみたいね。まぁ、学校に通うなんて生まれて初めての経験だから、嫌なわけじゃないのだけれど・・・。
†††Sideシャルロッテ⇒アルフ†††
「フェイト!? フェイト!」
あたしはあの女に傷つけられて倒れているフェイトの元へと駆け寄る。やっぱり、こんなことになるなら無理にでもルシルを連れてくるべきだった。判っていたのに。ごめん、ごめんよルシル。あたしはフェイトを守れなかった。
「あの女、もう我慢できない。ごめんフェイト。あんたの母さんは・・・あたしが!」
あたしが殺す。そう覚悟を決めて、あの女の部屋へと向かう。あたしはあの女の部屋の壁をぶち破り、殴りかかりにいった。
「はあぁっ!」
「・・・・」
だけど、この女は振り返りもせず、バリアであたしを弾き返してしまう。
「これで諦めるとでも思っているのかい!?」
再度殴りかかり、今度は弾き返されることなく「うおおおおおお!」バリアブレイクでバリアを破壊して、プレシアの胸倉を掴み上げる。
「あんたは母親で! あの子はあんたの娘だろ! あんなに頑張っている子に、あんなに一生懸命な子に、なんであんな酷いことが出来るんだよ!?」
今まで溜まっていた鬱憤が口から飛び出てくる。だというのに、この女はそんなことはどうでもいいっていう顔をしている。あたしはその無表情を見て、一瞬隙を生み出してしまった。だって母親がする表情じゃないよ、今の。そしてこの女は、あたしの腹に攻撃を放ってきた。避けきれるような距離でも態勢でもなかったから直撃。
「っが・・・っ!」
そのあまりの威力と衝撃で吹き飛ばされて、「うぐっ・・・!」壁に叩きつけられた。それでもまだ、まだ諦めない・・・こんくらい
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ