第十話 『囚われの南の神』
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が見えた。やはり『神』とゆう存在だから、並の人間より偉い存在なんだな。
都1「あの石造りの建物が『東西南北の神』が住んでいる所です。今日はまだ外に出られていないみたいですから、まだ建物の中にいると思いますよ。」
エ「ありがとうございます。」
都1「長旅、頑張って下さいね。」
私達はお礼を言うと、教えてくれた石造りの建物に向かった。
ウェ「この都の人たちは優しいですね。」
シャ「そうね。でも、これから私たちがする事は、この都にとって不味い事なんだから。」
シャルルが言ってる事は正論だが、これは今の私達にとって『任務』なんだ。今更止める訳にはいかない。そんな事を思っていると、いつの間にか私達は『東西南北の神』が住んでいる石造りの建物の前にいた。さっき見た時には気づかなかったが、建物の石の壁に、「N E W S」と彫られていた。が、「S」の文字だけ上から「×」を彫られていた。私は一つ深呼吸をすると、石造りの建物の扉を叩いた。扉だけ木で出来ている。すると、
?「は〜い♪どうぞ〜♪」
中から可愛らしい声が聞こえた。私は扉を開けて中に入る。私に続いてウェンディとシャルルも中に入る。中には二人の男と一人の女がいた。
?「あら?この都では見かけない顔ね。」
さっきの声の主はこの女だな。お尻がすっぽり隠れるくらいのピンク色の髪の毛に紫色の瞳、ピンク色のノースリーブのワンピースに白いレースの半袖パーカーを羽織り、ピンク色の網状のサンダル。頭にはピンクと白の花の髪飾りを付けている。
?2「貴様等、ここに何の用だ?」
ウェ「ひぃっ!」
エ「!!?」
シャ「ちょっとっ!いきなり何ッ!?」
カ「WOW!!」
青い短髪に右が少しくすんだ黄色い吊り目。だが、左目に傷があって左目だけ常に閉じている。青いTシャツに黒いズボンに青いスニーカーブーツ、腰に白いパーカーを巻き付けている男がどこから取り出したのか分からないが、黒く光る拳銃の銃口を私達に向ける。ウェンディは小さく悲鳴を上げ、シャルルと姿が私達にしか見えないはずのカヤは驚嘆の声を上げる。すると、男が持っていた拳銃の先をまた別の男が?む。
?3「アホッ!初対面の人に拳銃向けたらあかんって、いつも言ってるやないか。何度言えば分かるんやお前は。脅かしてスマンのぉ〜。でも、あいつも悪気があってやったんじゃないから許してーな。」
拳銃を私達に向けた男を関西弁で叱ってからウェンディの背丈に合わせてしゃがむ。青い瞳に男にしては長い金髪の髪の毛を低い位置で後ろで束ねている。黄色いTシャツに白い半ズボン、黄色いスニーカーとゆうラフな格好で額に十字の傷跡がある。
?2「おいウェスト。少しは警戒心を持ったらどうだ。」
ウェス「そう言うイ
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