第十話 『囚われの南の神』
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の毛は低い位置でポニーテールに束ねて、茶色い革製のショルダーバック。中に何か入ってる。
ウェ「カヤ、バックの中見てもいいかな?」
カ「いいですよ。でも、皆さんには必要ないものです。」
バックの中には木で出来た入れ物に入った水と、林檎が二つ入っていました。
カ「それは『南の神』に食べさせて下さい。もう十年も牢獄に閉じ込められていますからね。」
シャ「ちょっ、ちょっと待ってっ!!『東西南北神の都』の人達は、『南の神』の事を見たら石化しちゃうから恐れているんでしょぉっ!?だったら、どうやって今まで食べ物とかを『南の神』に食べさせていたのよっ!?」
冷静に考えてみたら、シャルルの言うとおりだ。じゃあ、十年間何も口にしていなかったから、『南の神』はもう・・・
カ「それは大丈夫。何らかの方法で離れたところから『南の神』に栄養を与えているから。でも、与えている量はやっとの事で生きれるりょうしかないと思う。」
エ「急がないと、『南の神』の生命が危険とゆう事だな。」
カ「そのとおりです。」
私はバックに水と二つの林檎を大切にバックに仕舞いました。
カ「私は常に皆さんの案内役として傍にいます。後、私の姿は皆さんにしか見えません。何かありましたら何なりと申し付けてください。では、これでRFG『囚われの南の神』の説明を終わりますが、よろしいですか?」
私はエルザさんとシャルルと顔を見合わせました。でも、もう何も聞く事はありません。カヤの説明で十分です。
エ「これで十分だ。」
ウェ「すごく楽しみです!」
シャ「いつでも始めていいわよ。」
カヤは太陽のように笑うと、
カ「それでは、RFG『囚われの南の神』・・・スタートッ!!」
カヤが空に向かって指をパチンッ!と鳴らしました。
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『ここからエルザ目線でいきます。』
私達は今『東西南北神の都』にいる。見慣れない私達の事を見て都の人たちはその場に立ち竦む。私は傍で立ち竦んでいた人に『東西南北の神』の事を聞いてみた。
エ「すいません。私たちは数々の街や村、都を巡って旅をしている者なんですが、この都に『東西南北の神』がいると聞いて、是非会いたいのですが、『東西南北の神』はどこにいますか?」
都1「旅の方達ですか。長旅ご苦労様です。あそこに見える石造りの建物が見えますか?」
都の人が指差した方を見る。確かに、周りの建物より遥かに大きい石造りの建物
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