第十話 『囚われの南の神』
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東の神』、『西の神』、『南の神』。この四人の神が都に舞い降りてから、都は『死神の都』から『東西南北神の都』と呼ばれるようになったんです。その為、『東西南北神の都』には毎日のように幸運が次から次へと訪れるようになったんです。」
『東西南北神の都』に住んでいる人たちは、は四人の神の事を信じているんですね。
カ「ですが、十年前、とある旅人が『東西南北神の都』に訪れたんです。そして、その旅人は『南の神』と出会ったんです。」
シャ「それがどうかしたの?」
カヤは一度目を閉じ、またゆっくりと目を開けると、
カ「翌日、その旅人は石化していたんです・・・」
ウェ「え・・・?」
エ「なっ・・・」
シャ「ど、どうして・・・?石化するのは、『死神』を見た者だけでしょっ!?」
カヤはまた目を閉じると、
カ「『東西南北神の都』の科学者によれば、『死神』がいるのは『地獄』。『地獄』は地の下にあり、『死神』は地の下に住んでいるとゆう事になります。そして、四人の神の中で一番『地獄』に近い存在は『南の神』とゆう事になるんです。」
ウェ「ま、まさか・・・」
エ「み、『南の神』に・・死神の、石化させる・・・能力が、み、身に付いて、しまったの、か・・・?」
恐る恐る聞くエルザさんの言葉にカヤが頷きます。私たちは言葉を失いました。
カ「その事で、『南の神』は都を出歩く事を禁じられ、今は牢獄の中で囚われの身になっているんです。『南の神』が牢獄に囚われてからは、石化する者はいなくなったんです。」
とゆう事は、やっぱり『南の神』のせいで・・・
カ「ここで一つ目の試練ですっ!」
いつの間にか、カヤの手の中に白い紙が握られていました。エルザさんが受け取り紙を開くと、茶色い文字が書かれていました。
エ「RFG『囚われの南の神』、一つ目の試練。」
シャ「『東西南北神の都』で『北の神』、『東の神』、『西の神』を見つけろ。」
え、えっとぉ、これは・・・?
カ「RFG内で、皆さんは『東西南北神の都』に訪れた旅人のふりをして、『南の神』を助け出しに来た勇者の設定です。都では『南の神』が囚われている事は知らないつもりでいて下さい。」
ウェ「だからこうゆう格好してるんですね。」
私たちの服装は、『始まりの門』を潜る前と変わっていました。エルザさんは大胆な肩とへそ出しの青い服に上から白いノースリーブのベストを羽織り、黒いズボンに茶色いサンダル。緋色の髪の毛は低い位置でツインテールに束ねていました。シャルルは薄紫とピンク色の服。尻尾にはピンク色のリボンが結ばれていた。私は青と緑色のラインが入った白いワンピースに緑色のサンダル。藍色の髪
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