何者
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校一年生の中頃から。最低でも中学三年の7月から碁を始めていないといけない。一年・・・足りない。
また手がかりを失って僕はうなだれた。この少年が嘘をつくとは思えない。佐為さんの瞳はあまりにも純粋すぎる瞳だった。
「あと、私も聞きたいことがあるんです」
垂れた頭をあげて横を向くと、少し小さな声で聞いてきた。
「ヒカルって、何者ですか?」
それを僕に聞くのか。僕でさえ分からないのに。
これから展開していく話を思うと、ごくりと唾を飲んだ。
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