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とある英雄の学園生活
第7話 再会
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お会いしたことありますか?」
 
 恐る恐る俺は泣いている少将閣下に問いかけた。
 
 「ううっ……忘れられてるなんて」
 
 さらに泣き出した。
 
 「でも生きていてくれて嬉しいですお兄ちゃん」
 
 「お兄ちゃん?」
 
 俺より10歳以上の人にお兄ちゃんなんて言われたことないぞ。
 あ、そうか、今は30年後の世界だった。
 俺をお兄ちゃんと言ってくれる子は1人しかいない。
 
 「まさか・・・・・・」
 
 「私です、セリア・ガーネットです」
 
 俺は数時間ぶりの再開だが、セリアは30年ぶりの再会だった。
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