番外 NARUTO編 その2
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、後ろの穢土転生は解き放たれてしまっていた。
現れるのは鎧を着込んだ黒目黒髪の長髪の男。
「これは…穢土転生か…?輪廻天生では無いのか?」
まだ意識が残っていて、状況が飲み込めていないなら、今の内に封印してしまうしかない。
そう思って向けた十拳剣。しかしそれは現れた男を突き飛ばし、その軌道に現れたイタチによって阻まれた。
「くっ…」
そのままイタチを十拳剣に封印すると、現れた男と再び対峙する。
「この俺の前にうちはが…それも万華鏡を開眼し得た者が立ちはだかるか…これもこの世の業か…誰がこの俺を穢土転生で呼んだのかはわからんが、まずはお前を倒してから聞き出すとしよう」
そう言った彼の眼は赤く染まり万華鏡写輪眼へと変貌する。
なっ!?万華鏡写輪眼だとっ!?
更に俺がスサノオを纏っているのを見て直ぐに相手も両面の腕が四本あるスサノオを顕現させる。
スサノオまで…
ようやくイタチを封印したと言うのに…だが、長門の援護が無ければバインドを抜ける奴はそうそう居まい。
俺は現れた男(後になってマダラと知った)、マダラに向かってバインドを掛け、スサノオの動きを封じ込めると、地面を蹴った。
「む?抜けんか…なら」
そう言ったマダラの眼が万華鏡写輪眼から更に変わる。眼球は紫に染まり、波紋模様が浮かび上がる。
これは長門の瞳と一緒のっ…!?
すると斥力を操ったのか俺のバインドがことごとく弾き飛ばされ、消失する。
そのままスサノオの四本の腕の二本に剣を現すと、俺の十拳剣の二本を受け止め、三本目のフツノミタマは白刃取ると、完全に受け止められてしまった。
「ふむ…この体、中々に弄られているな。ならば…」
そう言ったマダラは印を組み、駆け寄る俺より一歩速く術を行使する。
「木遁・樹界降誕」
俺も写輪眼で見切り、真似るがどうにも俺では発動できない。
マダラの足元から現れる幾つもの巨木がうねり、俺を襲う。
俺はスサノオを消し相手の拘束を振り払うとクロックマスターを使って距離を開けたが、発見した俺を追尾するかのごとく巨木が迫る。
俺は再度スサノオを使用。その右腕だけを現し、シルバーアーム・ザ・リッパーを纏わせると、横一文字に十拳剣を薙ぐ。
その一撃はことごとく迫り来る樹木を切裂き、更にその能力で八つ裂きにされて行き、ようやくその木遁を相殺した。
木遁か…あの目の能力か…それとも血継限界系の能力だろか…どの道すぐに真似できる術ではないようだ。
写輪眼から変化させてもスサノオが消えていない所を見ると、あの目は万華鏡写輪眼の上位能力か…ようやく思い出した。深板たちから聞いた写輪眼の最終到達、輪廻眼かっ!
だがそれには柱間細胞が〜
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