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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第37箱 「俺のなりたいもの……。 それは……。」
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徒会を執行する!!」


善吉に迷いは無いようだ!





その後…どうなったのか…はもちろん。


善吉だって、めだかちゃんと何年も過ごしてきたんだから。


ずっと……傍にいたんだから。


そんな卑怯な連中になんか負けないんだ!




















柔道部 side



場面は変わり、場所は。



【柔道場】



そこでは 部員が今日も汗を流している。

「やっぱ柔道部(ウチ)には来てくれへんみたいやねぇ… 噂の部活荒らしクン達!」

その部員の中の1人が組み手をしながら呟く。


「ビビったんですよ!きっと ホラ 俺ら一応全国区だしィ!」

そして、一緒に組み手をしている部員がそう言っていた。

でも、その言葉に首を振る。

「ダァホ そんなん個人戦での話しやろ? ちゅーか、まあ それ言い出したら そのコらは、何のために部活荒らしなんかやっとんねんゆう話になるけどな」

笑いながらそう言っていた。

そこに…

「……あれは ただの健気なパフォーマンスですよ。黒神めだかの側にいていいのは俺だけだと ありもしない強さをひけらかしているつもりなんでしょう。でも、俺はもう1人の男は知りませんがね。」

汗を拭きながら何やら、全体的にキラキラした感じの美男子がそう言っていた。 苦笑

「なーんや?阿久根クン しっとんか?その1年生の片方?」

そう聞くと…

「はい。その片割れ…… 人吉善吉は小さな害虫(ムシ)です そして 黒神めだかは俺の花です。」


花と害虫(ムシ)ときたか。 なかなかユーモアだ。 苦笑



その男子部員の名は…



~~~~~~~~~~~~~~~~~


☆阿久根 高貴☆


所属: 二年十一組
性別: 男
血液型:AB型
資格: 柔道二段


~~~~~~~~~~~~~~~~~





side out









めだかちゃん side




場所は再び変わり。




【生徒会室】





そこで……某会長と補佐はと言うと。

「……むっ誰も来ないぞ!?劉一!」

腕を組みながらずっと生徒会室で待っていた。

「……めだかちゃん 誰かの誕生会でもするの? このご馳走と飾りつけ… シャンパンまで用意してさ…?」

確かに下克上??大歓迎だ!!っていうのはわかる。

でも、こんなパーティするような気配じゃないって思うのだ。

「私に向かってきてくれるのだぞ?歓迎してやらねばならんだ
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