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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第37箱 「俺のなりたいもの……。 それは……。」
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アイツは!! おい!ンな事より あのバケモンの弱点とか聞いた事ねーのか!!」


その剣幕に皆ビビりながら、いろいろと話すけれど。

やっぱり、 どれも信憑性にかける。



“ ドガアアア!! ”



纏まらない意見にイラついた鹿屋は机を殴りつける。

「チッ!使えねーな!てめーらがそんなんだから 俺が選挙に落ちちまうんだろうが!!」

そう 怒鳴りつけていた。

当然……ますます皆ビビっちゃって……。 苦笑

襲撃する!っと言う気配じゃなくなってしまっていた。



そんな時。



“ガラッ……”



善吉が入ってきた。

「おお!人吉君!いやー遅かったじゃねーか、待ってたぜ……って え?」

善吉は入るや否や鹿屋には目もくれず、凶器の入った箱を見てそちらへ。

そして。



“ドガッ!!”



そのまま、 箱を蹴っ飛ばした!

「…………こりゃあ何の真似だよ。」

流石にこの行動は怒りに火をつけたようだ。

「………。」

善吉は 少しため息をつき

一瞬だけ鹿屋を睨み、そして背を向けた。

「めだかちゃんは アンタ達みたいな連中でも大好きだし アンタ達が何したところで傷1つ負わないでしょうよ。 だけど 知っちまったらこうせずにはいられない 1人で何でも出来る幼馴染を俺は放っておけないんですよ。」

散らばれた武器を見つめる…

「鹿屋先輩 なりたいものくらいあるだろうって言ってくれましたよね?俺はね… めだかちゃんを≪守れる奴≫になりたいんですよ。そして ≪アイツを超えれる男≫にもなりたい… ハッ!なりたいもの… けっこーあるみたいだわ俺。」

善吉はそう言い、最後の方は苦笑いしていた。

そして対照的に鹿屋は怒り心頭だ。

「ハァ!?わっけわかんねえ!!だから!!」

思いっきり釘バットを振りかぶる!



「これはいったい何の真似だってんだよ!!!」



一気に善吉の頭上目掛け振り下ろす!!


……が!!


「余計な真似だよ!!」



“ドガアアアア!!”



善吉!後ろ回し蹴り炸裂!!


「アンタたちには改心する暇も与えない!明日からは頑張って噂を流してくださいよ。 生徒会長の側にいるのは… 劉一だけじゃねえ… 凶暴な番犬(イヌ)がいるってな!」

 
鹿屋を吹き飛ばしたが、まだメンバーは多くいる。

そして、リーダーを蹴っ飛ばされ、流石に黙っていられないようで、善吉の周りに群がってくる。

だが、そんなもの、ものともしない善吉。


「それでは これより 一身上の都合上に基づき!生
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