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基本的な書き方
第00回 設定を作る
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ょう。


・特技、能力、戦闘スタイル
得意な能力(特技)
苦手な能力(弱点)
戦闘スタイル

 これらは戦闘面や具体的な行動で「できること」「できないこと」を作る項目です。一般的には戦闘に強い人は頭が弱く、速い人は脆いなどと定義されています。ここでも意識して主要人物には「できないことを作り」ましょう。弱点を突く戦い方や、弱点を突かれて苦戦すること、それを仲間や知恵によって乗り越えるなど物語のスパイスになります。
 ただし、こちらは使い捨てモブには必要ありません。弱点を突かれたり長所を発揮する前に物語から退場しているはずだからです。


・経歴
 端的に言えばそのような能力や性格になった理由付けです。ですので「幼少期」「重大な過去のイベント」「人間関係のきっかけ」程度を記しておけば十分でしょう。
 生年月日やら家族構成、本編に関わらない幼少期の設定を考えても仕方ないというのは忘れないでください。
 もちろんモブには必要ありません。


(商業作品中の例)シン・アスカの場合(ガンダムSEED Destiny)
中立宣言を出していた国で戦争に巻き込まれ、両親と妹を失う
⇒キレイ事を嫌う(言葉のみによる平和がありえないことを知っている)
⇒戦争に対応できる環境にいようとする(巻き込まれるリスクの把握or能動的なアクションを目指す)
⇒年下の少女に対して特別な感情を抱きやすい(もともとあった兄としての属性+喪失した妹を重ねてしまう)


・性格
 今まで設定した特徴を裏付ける心理的な要素です。あまり設定内容と矛盾しないようにしましょう。
 こちらは行動に直結する可能性が高いので、行動にあう要素としてモブにも設定してあげましょう。

(矛盾例)
誰にでも甘い性格──敵は容赦なく皆殺し
割り切りがいい──ヒロインを選べなくてgdgdハーレム

(モブの例)
迷子の捜索依頼を出す──心配性など


・容姿、身体的特徴
容姿
(身長)
(体重)
(顔)
(髪の色)

 正直に言えばこのあたりはどうでもいいです。表現の中で人物を印象づけられる一つの要素に過ぎません。
 文中で上手く表現しきって以下の程度です。正直主要人物にさえなくても大丈夫だと思います。

(表現例)
 ……彼が声をかけると少女がピクリと震え、ゆっくりと振り向いた。栗色のポニーテールがそよ風にあおられ、束から外れた数本が白い首筋に張り付く。
 髪と同じ色の大きな瞳を見開き、淡い桃色に染まった頬には汗が浮かんでいた。明らかに見られたくないところを見られたという態度だった。……

 以上で様々な人物設定を説明しましたが、とりあえず人物に必要な要素は以下の要素に集約することができます。しかも、この内のかぎ括弧のある
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