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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第七話「ドクター・ワイリー/Dr・W」
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るんです」
「へぇ?タケル君にもようやく宿敵に巡り合えたのか?」
恭也さんは笑んでタケルの肩に手を添えた。
「だが、それでこそ男だ。時間が許すまで私たちが付き合おう」
士朗さんも協力してくれて、僕は感謝と共に特訓に励んだ。

4月27日 PM18:24 鳴海市鳴海臨海公園にて

公園の茂みに落ちていたジュエルシードが突如暴走し、近くの木と融合、木は恐ろしい化け物と化した。
その現場にユーノが結界を展開し、魔導士となったなのはが駆けつける。タケルが来るまで持ちこたえるしかない。
しかし、そんな大木に数発の光弾が命中した。しかし、化け物はバリアを展開して、攻撃を無効、その攻撃を放ったのはフェイトであった。
「バリアか、小癪な……」
ゼロは腰からZセイバーを引き抜く。
「今までのと違って手ごわい……それに、あの子もいる」
そうフェイトが呟く。しかし、なのは一人しかいないことにも気付いた。今回はあのロックマンの姿は何処にもいない。
「行って!レイジングハート!」
上空からレイジングハートの光が放たれ、それが化け物へ命中する。バリアを生じているからといっても、レイジングハートの大出力の攻撃を防ぎきれることはできない。
「アークセイバー、バルディッシュ行くよ……?」
バルディッシュが釜状に変形し、その刃から光が放たれ、ブーメラン状に化け物の根を切り裂いていくが、本体には通用せずバリアで弾かれた。
「本体にバリアが集中している……なら…」
ゼロは片方の拳で地面を殴りこう叫ぶ。
「裂光覇ッ!」
すると、地面から幾つもの極太のレーザーが付きだし、それが化け物めがけて命中する。地中からの攻撃で化け物にダメージが与えられ、バリアが怯んだ。
「今だ!フェイト……」
ゼロの合図にフェイトはバルディッシュから光を放ち、化け物へ当てる。化け物は二人の魔導士による攻撃によって消滅し、ジュエルシードが姿を現した。
「ジュエルシード、シリアル7!」なのは
「封印!」フェイト
再びジュエルシードの巨大な光りが生じた。しかしこれも同時となり、ジュエルシードは両者どちらの手にも渡らずに浮遊していた。
「どうやら、ジュエルシードに衝撃を与えない方がいいようだ……」
「そうだよね、私のレイジングハートやフェイトちゃんのバルディッシュも可哀想だよ」
「だけど、譲れない……」
二人は共に杖を向けあった。すると、地上には一足遅れてロックマンに変身したタケルが駆けつけるが。
「もう戦闘が始まっている!?」
「ようやく来たか、タケル……待ちくたびれたぞ?」
「ゼロ君……」
ゼロ君は僕の目の前に飛来し、Zセイバーを向けた。僕は緊張したが、特訓を思い出し、冷静を保った。
「やっぱり、戦わないといけないの……?」
僕が悲しげにそう尋ねた。出来れ
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