第18話「京都―決戦C」
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
だろう。
目の前でオタオタする少女に「先に宿に帰ってる、心配ない」とだけ告げてエヴァの目の前から徐々に、それこそ頭部からゆっくりと消え去ったのだ。
つまり、石化でミッションクリアをガンツが認めてくれたということだ。点数は加算されていなかったが減点もされていなかった。
最後の仕事を終えた彼がゆっくりと歩きだす。
少しずつ明るくなる山道に、自分も生きているという実感が深くなる。
――今頃、ネギたちは自身の親の手がかりを探している頃だろうか?
心を飛ばして、まばゆい空を見上げる。
その顔は無表情だが、晴れやかだった。
こうして、彼等の修学旅行はどうにか無事に終わったのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ