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ソードアート・オンライン『明星の勇者』
シャイコス遺跡
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案で一度ハルルへと引き返した。


ハルル


ハルルに戻ってきた俺達は今朝とは違いプレイヤーがこの街に来ていた。


カイン「プレイヤーがいるってことはみんな気づいたんだな」


???「あっ!団長いた!」


聞き慣れた声が聞こえてきて後ろを振り向くとユリアンを初め凛々の明星のいつものメンバーとキリトとアスナさんそしてユイが近づいてきた。


カイン「ユリアン!ムラマサ!フルブライト!みんな!どうして此処に…」


ユリアン「どうしたもこうしたもないって!団長が今朝になっても姿が見えなかったから偶然あったキリトにフレンド追跡してもらってそしたら最前線のハルルって街にいるのがわかってデイドン砦が通行可能になってたから追ってきたんだ!」


シリカ「そ、そうだったんですか…すみません、心配をおかけして」


ムラマサ「親方様とシリカ殿がご無事で何より」


カイン「す、すまない、まあいたって健全だ」


アスナ「なら連絡の1つも寄越さなかったの?」


カイン「ちょっといろいろとあってな…」


キキ「色々ってどんなことですか?」


カイン「もしかしたら帝都を圏内にできるかもしれない」


キリト「な、なんだって!」

カイン「ああ、そのためには必要なアイテムが要るってことはわかってる、そこでその入手できそうなクエストを受けていてな…それでシリカと二人で行ったんだが…途中で行き詰まってな…それでギルドメンバーの誰か呼ぼうと思ってハルルに戻ってきたわけだ」


シャール「なるほど…」


アイリス「それじゃあみんなでいきましょうか」


ユリアン「ああ」
ムラマサ「うむ」
モニカ「はい」
キキ「うん」
シャール「うん」
フルブライト「おう」
ユウナ「うん!」


いつものメンバーが了承したことで俺達は休む間もなくシャイコス遺跡に…


キリト「カイン、この層だけは俺も着いていっていいか?」


アスナ「キ、キリトくん!?」


カイン「理由は?」


キリト「正直にいって俺はこの層に来てからカインのことを疑ってる…まるでこの層を熟知しているようでな」


カイン「……」


キリト「だからこそ近くでカインを見計らう、これが理由だ」


やっぱり勘の冴えるキリトは薄々気づいてるか…


カイン「わかった、正直攻略はしないぞ」


キリト「いつもいつも攻略だから息抜きぐらいにはなるだろう?…悪い、アスナ、アスナは此処で…」


アスナ「なに行ってるの?私もユイちゃんよ行くよ、キリトくんと離れ離れになるなんてやだもん」


キリト「アスナ…わかった、でも危なくなった
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