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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第六話「過去/SPAT」
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分に責任があるのではないかと思っている。
「もしかして……わたしのせいかな?」
「なのは!今は早くタケル君を探そう?モデルXが現在位置を送ってくれている。場所はここからそう遠くは無い」
彼女の方からユーノがそう言う。なのはは必死で夜の町中を探し回った。
「あら?あなたは蒼霧君と居た三年生の……」
すると、彼女の背後から三人の上級生、委員長達がなのはと出会った。
「あ、五年生の委員長さん?」
なのはも時折タケルから愚痴を聞かされるので委員長ら三人のことは聞かされていた。
「どうしたの?下級生がこんな夜遅くに出歩くのは危険だわ?」
「あの、タケル君を探していて……」
「蒼霧君を?」
「はい、急に走って家を出て行ったんです。だから探して……」
「そう……あの子、まだ治っていないんだ」
委員長はタケルが抱えた発作や疾走のことを思い出した。最近はあまり起こらなかったから安心していたものの、今になって発生したとなると、彼のことが不安に思った。
「全く迷惑かけるわね?X様の捜索は、今日は中止。私たちが蒼霧君を探しに行くわ?あなたは自宅へ帰っていなさい?行くわよ!ゴン太、キザマロ?」
「「はい!」」
三人は凄い勢いでタケルの捜索を手伝ってくれた。なのはなそれを見て苦笑いした。
時を同じくして、町のビルの屋上からフェイト達はジュエルシードの捜索に当たっていた。
「こうもゴミゴミしていちゃあ探すのも一苦労だわね?」
と、アルフ。町中を行きかう大勢の人ごみの中からジュエルシードを見つけるとはかなり難しい。するとフェイトが。
「ちょっと乱暴かもしれないけど、周辺に魔力龍を打ちこんで強制発動させるよ?」
フェイトがバルディッシュを掲げてそう言った。
「ああ、待って?それ私がやる」
アルフがそう言い出た。しかし、この魔術は結構なエネルギーを消費するためフェイトはあまり勧めない顔だった。
「でも、大丈夫?結構疲れるよ」
「フェイト、アルフにやらしてやれ……」
「ゼロ……」
ゼロもアルフと同じようにこれ以上彼女に負担をかけさせたくないと思っている。
「それじゃあ……お願い」
フェイトはお言葉に甘えてアルフにその役を譲った。
「それじゃあ……!」
突如アルフの周りから魔法陣が展開され、三人が居る屋上から光の柱が上空へ向けて放たれた。すると、町の上空は巨大な雲に覆われ激しい稲妻に見舞われた。
「な、なに!?」
一方のなのはは突然の事態に上空を見上げる。
「まさか!こんな町中で強制発動!?防御結界…間に合えぇ!」
ユーノは飛び出して結界を展開した。
「レイジングハート、お願い!」
つかさずなのはもレイジングハートを掲げて魔導士へと変身した。
「なのは!発動したジュエルシードが見える!?」
ユーノはなのはにジュエルシード
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