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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第五話 「温泉/HOTSPRING」
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「負けるか!」
再び振り下ろすセイバーにバスターを放ち、攻撃を跳ね返した。
「ほう、やるな?」
「まだまだぁ……!」
僕はダッシュを駆使し、チャージショットを連射する。
「くぅ……狙いは正確か?流石はモデルX……」
ゼロもタケルの射撃性能を知り、むやみに接近が許されなかった。しかし……
「だが……甘い!」
ゼロは上空へ飛びあがり、バスターの弾幕を交わしてタケルの上空へと落下する。そして、
「……!?」
僕の首元には彼のセイバーが当てられていた。しかし、何故とどめを刺さない?
「……」
僕は額から冷や汗が流れた。僕を殺すかは全て彼次第……
「……射撃の腕は良いが、読みが甘いな?」
「ッ……!」
すると、ゼロはフッと笑んでセイバーを納めた。
「……?」
「どうやら、俺の連れが任務を達成したようだ」
上空の夜空には僕と同じように、なのはが金髪の少女が持つ釜状の刃が首元に添えられていた。そして、レイジングハートがジュエルシードを取り出し、それを少女へ私のだ。
「じゅ、ジュエルシードが!?」
「……主人思いの正しい選択だ」
ゼロそう言うとフェイトへと歩み寄った。
「今度は見逃すけど、もう私たちの前に現れないで?次会った時はもう止められない」
フェイトはそう言い残しなのはに背を向けるが、
「待って!あなたの名前は……?」
「……フェイト」
呟くように名乗り彼女は消える。
「今回は見逃す、だが……次は無いぞ」
ゼロもまたタケルへセイバーの剣先を向けた。
「ま、待ってくれ!君の、君の名は?」
「……ゼロ」
ゼロはタケルへ背を向け、
「任務完了、これより帰等する……」
テレポートに寄ってゼロは姿を消した。
初めての敗北、僕たちはその悔しさを食いしばるのであった。ゼロ、僕の前に現れた謎で強敵のロックマン。彼の華麗な強さに僕はただなす術がなかった……
「……」
僕となのはは悲しげに夜空を見上げていた。




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