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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第五話 「温泉/HOTSPRING」
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目に昼間の出来事を思い出した。彼女は縁側でなのはと僕に絡んできた女性だ!
『お前達!何の真似だ!?自分達がやっていることがイレギュラーだとわかっているのか!?』
そうモデルXが叫ぶが、目の前の三人は顔色一つも変えない。
「言ったよね?今度アレな真似したら、ガブって行くよって?」
すると、アルフの体に変化が起き、女性の体つきから巨大な牙と爪、そして毛が多い、たちまち凶暴な狼へと変貌した。
「やっぱり、アイツあの子の使い魔だ!」
ユーノはアルフの正体を見破った。
「使い魔?」
それになのはも耳を傾ける。
「そうさ?あたしはこの子に作ってもらった魔法生命、制作者から命をもらった代わりに、命と力の全てをかけてこの子を守ってやるんだ。ゼロ、フェイトを連れて先に戻っていて?あたしはコイツらの相手をするから」
「……油断するな?」
「ははっ、承知!」
すると、アルフは僕たちへ飛びかかって来た。その拍子にユーノが前に出て、結界を張りアルフの動きを止めた。
「二人とも!先に行って!?」
すると、ユーノは瞬間移動を駆使して、アルフと共に姿を消した。残るは僕となのは、そして目の前の二人だけ。僕らは睨みあい、それぞれの武器を握る。
「強制転移か、良い使い魔だ……」
そうフェイトが呟くと、なのははそれを否定した。
「ユーノ君は使い魔じゃないよ!大切な友達だよ……」
「……?」
それを聞き、フェイトの表情はわずかに変わった。
「……で、どうする?このまま戦うか?」
ゼロはふたりへ問いかけるが、
「……話し合いで解決はできないの?」
そう僕が返答する。
「私たちは、ロストロギアを、ジュエルシードを集めなければならない。そしてあなた達も同じ目的を持っているのなら、私たちはジュエルシードを廻って戦う敵同士ってことになる」
「だけど……だからって、どうやって争い、傷つき合うのは駄目だよ。だから話を聞いてくれ……」
そう僕が説得するも、
「話しあうだけじゃ……言葉だけじゃ変わらない……伝わらない!」
同時にフェイトはバルディッシュを向け、気がつくとなのはの背後へと回っていた。
「任務中の戦闘では和解など不可能だ……」
「えっ……!?」
僕の後ろにはあの少年がセイバーを振りかざし、それを振り下ろした。
「……!?」
僕は咄嗟に攻撃を避け、ダッシュで距離を取った。
「だからって……争い合う必要なんて!」
僕は彼に訴えるが、
「戦いに和解など……笑止!」
ゼロはZセイバーを横に振りまわし、
「破断撃ッ!」
彼の叫びと共に振り下ろされたセイバーから衝撃波が生じてそれが僕に襲いかかる!
「くぅ……!」
「どうした!避け続けるだけでは攻撃にならんぞ!?」
「!?」
しかし、ゼロはダッシュ移動でタケルの背後へと再び付いていた
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