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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第五話 「温泉/HOTSPRING」
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と出発しました。そういえば、すずかちゃんのメイド長のノエルさん、さっきからブルースさんばかりを見つめては顔を赤くしているけど……大丈夫かな?
僕はブルースさんが運転する車に博士と一緒に乗り込み、向かうは鳴海温泉。
最近イレギュラー化したジュエルシードのハントで僕の体はクタクタ……モデルXにも勧められ、僕は温泉で疲れを落とすことにしました。
「そういえば、ブルースは日本の温泉は初めてじゃったかな?」
「はい、一度でも日本の風呂文化を味わってみたかったのでよかったです。感謝しているよ?タケル君……」
ミラーからフッとクールに微笑むブルースさんに僕は緊張して、
「い、いえ!別に……」
と、だけ答えた。しかし、ブルースさん本当にカッコいいな?まるで映画俳優みたい。
その後、一行は温泉へと到着し、僕らは温泉に入るため男女二手に分かれた。
「それでは、ノエルさん?また後で……」
「は、はい!」
気がついたころにはブルースさんとノエルさんは結構仲良くなっている。でも、どうしてノエルさんはあんなに顔を赤くしているんだろ?いつもは、落ち着いているのに……?
「ほぉ?これが日本の風呂か……」
日本の欲場を見て感心するブルースさん。彼は、ではさっそくと言わんばかりに湯船へ入ろうとすると、
「……あ、待って?ブルースさん」
と、僕が呼び止めた。
「タケル君……?」
「湯船に入る前に、体を軽く洗うんですよ?」
僕は初めてのブルースさんに日本の風呂に入るための順番を教えた。
「こう……かい?」
と、ブルースは洗面器に湯を入れて体をザバッと洗い流した。
「お、ブルースさん?いかがですか、日本の温泉は」
次に士朗さんも入ってきて湯船につかるブルースの隣に入った。
「ええ、とてもいい湯加減で気持ちがいいです。日本の温泉は前々から入ってみたかったので……」
「そうですか、それはよかった!」
「あの、僕長湯は苦手なのでお先に失礼します……」
しばらくたって僕は湯を後にし、浴衣を着た。
「そういえば、モデルXって疲れはどうやって落とすの?」
そう僕はポーチに入れたモデルXに尋ねた。機会でも意思を持った金属生命体って言うんだからそれなりのストレスは抱えるのかなと。
『それなら心配はいらないよ?僕は生命体でも機会だから、疲れというものは感じないのさ?』
「ふうん?それなら便利だね?」
『けど、温泉に入ったって何とも感じないから逆にタケル達の方が羨ましいと僕は思うよ?』
そうか、ライブメタルは一様機械だから感覚というものを感じないんだった。僕は納得するように頷く。
「あ、タケル君!」
「……?」
廊下を歩いていると、後ろからなのは達が駆け寄って来た。
「今お風呂から出たところ?」
「うん、そうだけど?」
「それじゃあ一緒に卓球で
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