第12話
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おめでとう。だが、お前の体力ではまだ長時間は扱えない。それに一度至ると3日は神器が使い物にならないぞ』
「まじか・・・」
『それと、仲間に倍化した力を譲渡する「赤龍帝の贈物(ブーステッドギア・ギフト)」も使えるようになったぞ』
「わかった。ありがとなドライグ」
『相棒、相棒は可能性にあふれてるな。その仲間を守るために覚悟を決めろよ?』
「ああ、俺は絶対にあいつをぶっ飛ばす!」
・・・覚悟ができたみたいだな。
・・・さて、ロック。聞いてるんだろ?
『あはは、ばれちゃった?』
レーティングゲームのとき、開幕早々に相手を何人か葬る。だからあいつを呼んでいつでも戦えるようにしとけと伝えてくれ。
『しょうがないな・・・わかった。【マズマ】に伝えればいいんだね?』
「ああ、任せたぞ」
今回のレーティングゲームで相手は16、こっちは7人、数で言えばかなりきつい。
だからこそ、こっちは先手を奪って相手を一気に減らす。
だからこそ、【マズマ】の力が必要だ。
『俺を呼んだかい?』
「ああ、レーティングゲームのときにお前の力を借りる。最高火力でいけるように準備しといてくれ」
『ほう、俺に脚本家としてやらせてくれるのかい?』
「まあ、開幕はお前に任せてやるよ。結末は俺が既に準備してるさ」
『しょうがねーな、それで手を打ってやるよ』
「ああ、頼んだぜ。マズマ」
『任せとけ、この俺様が脚本するんだ。ミスなんてないぜ』
さて、マズマには準備してもらったが、勝算がだいぶできたな。
あとは・・・残りの修行をするだけか。
・・・そうだ、部長の精神力も鍛えるか。
イッセーと同じ手で。
「私に提案?」
「はい、部長に俺の術を使って精神修行をしてもらうんです」
「それって、昨日話してたイッセーにした修行のこと?」
「ええ、それです」
「・・・わかったわ。私だってあなたたちの王だもの、やるわ」
「そうこなくてはね」
・・・部長には、最後の駒であるイッセーがボロボロの状態になり、倒れる寸前の状況の夢を見てもらう。
この夢を自力で抜けるには、「仲間のために勝利をつかみ取る覚悟を決める」ということだ。
情愛のグレモリーと言われているが、もし下僕が目の前でやられる状況で降参(リザイン)されても困るからな。
さて、部長はどれだけかかるかな・・・
Sideout
Sideリアス
「なに・・・これ・・・」
私が今見ている光景は・・・絶望的な状況だった。
祐斗、小猫、朱乃、黒斗、アーシアが倒れ、私もすでに限界、イッセーが動かない体で無理にライザーに立ち向かおうとしている・・・
「リアス、降参しろ!お前にもう勝ち目はない!」
・・・そう、私は負けたのね。
この状況・・・みんなやられ
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