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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
005   解放と   融合と   有機ヤミー   
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気ね…。」
蓮矢が呟いた。
ラルフは舌打ちをしつつ、蓮矢から視線をそらしていた。
「蓮矢くん、大丈夫なの?」
そこへ智夜子が入室する。
手の盆にはコーヒーが四つ入れられたカップが置かれていた。
「コーヒー飲む?」
智夜子が尋ねる。
「あ、いただきます。」
と蓮矢。
「ありがとうございます。」
と姫那。
『「うむ…」』
とラルフ。
それぞれがコーヒーを飲むために立ち上がり、コーヒーを取ろうとした、
「蓮矢くんも…ヤミーが出たら誤魔化さないで言って?私も知ってるんだから…」
「『「……え?」』」
蓮矢とラルフは、智夜子の言葉に耳を疑い、智夜子に目を向ける。

「て、店長!なんで…」
蓮矢が慌てて智夜子の方を向く。
『「何故貴様がそのことを知っている。」』
そう言ってラルフも智夜子に詰め寄る。
「事情は知っといた方がいいでしょ?あなた達もむやみやたらにクビには出来ないから。」
「『「た…確かに…」』
智夜子の一言のあと、2人は威圧感とも、なんとも言い難いオーラのような物を感じ、それ以上なにも言わなかった。
















・・
・・・
・・・・















その頃、あるライブハウスでには…

「ふ…ふふ…いいぜ…いいぜ…」
五体不満足、とまではいかないものの、身体の不完全な男が…地面に惨たらしく転がった、さっきまで人間だった多くの『もの』たちを見渡し、ほくそ笑んでいた。
「満足か?阿佐蔵?」
ステージのような場所にウヴァが現れる。
「あんたか…感謝してるぜ。なんだかしらないが、俺にコイツをくれ…て!」
「阿佐蔵」と呼ばれた男は、ウヴァに礼を入れつつ、足元にある、動かなくなった女性の首を蹴飛ばす。
『……』
幼態である白ヤミーは、ただ、阿佐蔵の後ろに立ち尽くしていた。
「この力があれば…俺は…ふふ…ははは…」
阿佐蔵が一人笑い出す。
(…バカな奴だ…どうなるかもしらずに…)
ウヴァはそんな阿佐蔵を見て呆れたような顔をする。
「だがな…足りねえんだ。俺の復讐はこんなもんじゃ終わらねえ…もっと…もっとだ!」
阿佐蔵が正気を失ったように幼態ヤミーに怒鳴った。
「…ワカッタ…」
幼態ヤミーは、そう言い残すと、壁を突き破って走り去った。
「頼んだぜ…俺の相棒…」
阿佐蔵が醜く笑った。
「なんでもいいが、オーズとも戦うように手引きしろ。俺の目的は、奴の持つコアメダル二枚だ。」
ウヴァが釘をさす。
「分かってる。それに、向こうからも来るだろうが、何度来てもいたぶってやるさ。」
阿佐蔵は、自信に満ちた表情で言うと
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