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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
005   解放と   融合と   有機ヤミー   
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り、三人で接客にあたった。
姫那はお冷やを取りに行き、智夜子は料理を受け取りにいっていた。
つまり、現在フロアにいるのは立っているラルフのみ、と言っても、ラルフは基本フロアの隅っこに突っ立っているだけだったが。
その時、ドアの開くカランカランという音。
正直、智夜子も姫那もマズいと思った。
しかし、結果は、明らかに期待を裏切っていた。
『「いらっしゃいませ。お客様ご来店何名様でしょうか?」』
その瞬間、姫那と智夜子の表情が固まった。
一番考えられないことが起こった。
ラルフが、あのラルフステール・インボーグが、笑顔で接客を行ったのだ。
その後、その客を席まで案内し、次に注文をとりに行く。
『「ご注文の方、お決まりでしょうか?」』
「じゃあ、コーヒーと、オムライスを。」
『「かしこまりました。少々お待ちください。」』
そう言って席を離れ、カウンターに注文を持って行く。
『「コーヒーとオムライス、入りました。」』
ラルフ、ここまで笑顔を崩さず。
「あ、ああ…」
蓮矢も、何事かと思ったほどだった。
そして極めつけは…
『「お待たせいたしました。コーヒーとオムライスになります。ごゆっくりどうぞ。」』
と言うセリフとともに見せた、完璧すぎる接客スマイルだった。



















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その後、出迎えから会計までを何度も、かつそつなくこなし、現在に至る。
普段のイメージからは全く予想だにしないキャラであったが、なんというか、ハマりすぎていた。
『「……!」』
そんなとき、ラルフがいつものように感じ取り、蓮矢のもとに行く。



「ラルフ…」
ラルフ『「……」』
何も言わなくとも、蓮矢も感じ取った。
「了解だ。行こうか。」
蓮矢は、すぐに智夜子にことわり、2人は表のライドベンダーに向かった。















・・

・・・

・・・・

















蓮矢とラルフが表に出たのとほぼ同じ時間、市街地では、ミイラのようなヤミーが暴れていた。
そのヤミーには、人間に対する明確な殺意が現れ、既に数名の男女が亡骸と化していた。
そこに、蓮矢とラルフが到着、と同時にラルフが衝撃波を放つ。
『「なっ…!?」』
その衝撃波は、ヤミーに全く効果がない。
(何故だ…!?念は完全に戻ったハズだ…!)
ラルフがうろたえる。
「変身!!」
『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ♪』
しかしそれで隙が出来、蓮矢はオー
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