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とある英雄の学園生活
第2話 暗闇のなかで 前編
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 と平然とした顔でシヴァはイフリートの顔を手で押さえつけて俺を守ってくれた。

 「ところでここはどこなんだ?」

 「すみません私にはちょっとわかりません」

 「ごめん、あたいもちょっとわかんないわ」

 シヴァは泣きそうな表情で答えたのに対しイフリートは豪快に笑い俺の背中をたたく……なぜ叩くんだ。痛いじゃないか。

 「イフリート、シヴァとりあえずここから脱出する方法を考えよう」

 「そうですね」

 「そうね」

 何か脱出する方法があるはずだ1人じゃ無理かもしれないが俺たち3人ならなんとかなるはずだ。
 そして時間だけが過ぎていった。
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