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MS Operative Theory
V計画A
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でのV1の初陣を飾ったのが、1号機の(便宜上そう呼ばれているだけで、1番目に生産されていた訳ではない)のパイロットとなったウッソ・エヴィンである。

1号機はU.C.0153,04,06、ベスパのMSゾロを撃破後、運用部隊であるカミオン隊(開発担当のオイ・ニュング伯爵が所属した)とともにヨーロッパを転戦し、追撃するベスパを避け続けた。この間にV1の増産は進み、地上では20機前後のパーツが完成したとされる。

月でもV1の生産が続けられると共に、新推進器ミノフスキー・ドライブ搭載のV2の開発が進んだ。V2は同年05,14に戦艦リーンホースJr.に配備された。



??マルチブルMSとしてのVガンダム・シリーズ??

 Vタイプは、汎用MSを凌駕する多機能性を備えた「マルチブルMS」をコンセプトとして開発された。変形機構による行動範囲?領域の拡大といった従来の可変MS的な特性を有しているだけでなく、コア・ブロック・システムも採用していた。

これにより、コア・ファイター、トップ・リム(ハンガー)、ボトム・リム(ブーツ)それぞれの組み合わせによって戦闘力を失わないサバイバリティを獲得。さらに複数のハードポイントによる拡張性が、機体の持つ多機能性を引き出している。

また、機体をユニット化することでダメージを受けた分だけを交換可能となり、機体の運用効率と機体製造時のコストパフォーマンスの向上に貢献した。



??マルチブルMSとしての運用方法??

 小規模で補給が不十分なゲリラ部隊での使用が前提となっているため、Vガンダムは、ハンガーやブーツを失った状態でも対MS戦闘能力を持つように設定されている。極端に言えば「パーツレベル」でも戦闘力を発揮するのである。

 また、ハードポイントには様々な武装を装着・使用することが可能であり(両腕部を失った状態でも脚部に付けたビーム・ライフルで射撃したことや、トップ・ファイター形態でビーム・サーベルによる格闘を行った実例もある)、あらゆる状態いで戦闘力を維持できる。少ない装備品で戦わなくてはならないリガ・ミリティアにとって、Vシリーズは必要不可欠な戦力と言えるだろう。


?合体・変形機構を利用した運用

 3つのユニットがなければMSには変形できないが、ハンガー化ブーツのどちらかがあれば、半MS的な機体へと変形が可能である。戦闘中、味方のVタイプにハンガーやブーツを転用する戦法も多用された。


?ハードポイントの使用

 V1に8ヶ所、V2に10ヶ所が設置されているハードポイントは、通常のMSに設けられたマウント・ラッチと異なり、エネルギー供給用のコネクタや火器管制システムにもリンクされているため、携行兵装の増加だけでなく、攻撃力の増強にも貢献してい
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