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この明るい星空の下で。
桐ヶ谷慧と望月瑞希

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僕は、明日の合宿の準備のため、どこかで望遠鏡を買おうとしていた。
イザヨイは「めんどくさい」って言いそうだし・・水上さんはまあ無理だろうね。
瑞希でいいか。
「もしもし?」
「瑞希かい?」
「慧さん!どうしてんですか?」
「瑞希、今日一緒に商店街行かないかい?」
「行きます!待っててください!」
そういえばなんで僕だけ敬語なんだろうな?
「うん、じゃあ瑞希のうちの前にいくね。」
「はい!」
十分後瑞希の家のまえ。
「あっ慧さん!」
「やあ瑞希。」
「さあ、行こうか。」
(えっこれってもしかしてデート!?)
「どうしたんだい?」
「い、いやなんでもないです!」
やっぱり敬語だ・・・
商店街
「ああっ!これかわいくないですか?」
「うん、そうだね♪買ってあげようか?」
「えっええっそんな・・・!!」
「嫌なの?」
「いや、違いますけど・・・お願いします!」
「ははっ分かったよ♪」
僕は熊のストラップを買った。
それから僕たちは敬語で話す瑞希と一緒に歩きながら公園まできた。
「・・・それでですね・・!」
「ねぇ瑞希、なんで僕だけ敬語なんだい?」
「!?・・・・それは・・・」
「僕のことが苦手なのかい?」
「そうじゃなくて・・・かしいから・・」
「えっ?」
「だから・・恥ずかしいから!」
「・・・・そっかそっか♪」
「な、何?」
「なんでもないよ、でもこれからもそうやって喋ってほしいな。
「・・・わかった、慧くん!」
「なんだい?瑞希。」
「改めてよろしく!」
「うん!」
三咲の手にはストラップが光っていた。













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