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エターナルトラベラー
番外 NARUTO編 その1
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、他の万華鏡写輪眼のように戦闘に対して大きな効力を持つ能力では無いし、これの発動中はスサノオと右目に宿った万華鏡写輪眼の能力を使えないと言うデメリットは存在するが、接近戦等には大いに有効であろう。

視界には突出した三人の敵の穢土転生が見え、右二人はガイとカカシに任せ、左二人へと向かい脚力を強化して突進。その柄に対して鎌の小さい穂先で先ず爆遁使いにガリと呼ばれた忍びの首に引っ掛け力任せに引っ張り、久遠の落雷の援護で感電して身動きの取れなくなっていた隣の灼遁使いのパクラを巻き込んだ後に念でハルペーの切れ味を強化し二人の首を切り落とした。

「今のうちのそっちの二人を封印しろっ!」

再不斬の攻撃を凌いでいたカカシが遅れてきた封印班に叫ぶ。

が、しかし。首を絶たれた二人は完全に絶命し穢土転生に使われた生贄の素体へと戻ってしまっている。

それを見てカカシも、再不斬も驚愕の表情だ。

それはそうだろう。

不死と思われていた穢土転生の体がただの一撃で再び死に戻ってしまったのだから。

再不斬とガイと鍔迫り合いをしていた白は一端二人から距離を取ると、何かに操られるように印を組んでいる。

しかし、その隙を見逃すソラではない。

再び地面を蹴ると二人に向かって駆ける。

ハルペーを振りかぶり、今まさに再不斬に迫ろうといった時、それを遮るように割って入ったのは白だ。

「ふっ!」

術での迎撃は間に合わないとふんだのか、自身の体をなげうったものだったが、ソラは構わずとハルペーをなぎ払い、白の胴体を真っ二つに切裂く。

白は死体に戻ったが、再不斬の口寄せまでは止める事かなわず、あらたに六体もの穢土転生の口寄せを許してしまった。

しかし、口寄せの隙と、召喚直後の隙をを突き、再不斬と新たな口寄せ一体の首を刎ねるが…

「くっ…」

残りの五体に総攻撃を受け、たまらずソラも後退する。

「あれは霧隠れ忍刀七人衆の前任者達だっ!」

と誰かが叫ぶ。

隙を見逃すなっ!が基本のアオと同様にソラには動揺は無い。

後ろで動揺におののいている忍達を余所に一人素早く印を組んでいる。

「火遁・豪火滅却っ」
「「水遁・水陣壁」」

幾つ物火の玉が連なり大きな火球を形成し襲い掛かるが、相手もさるもの。直ぐに相殺の忍術をぶつけてきた。

その隙に敵は口寄せの巻物を開き、忍具を召喚する。相性の問題で押されたソラは技を中断し、距離を取った。

(らい)っ」

久遠が極大の落雷を落とし、援護が決まったと思いきや、その雷は相手の持つ二本の刀に吸い寄せられるように曲がり落ちた。

「あれは雷刀”牙”。その武器事態が雷を帯びている。あの刀の前では生半可な雷遁は通用しない」

と、忍の誰
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