番外 NARUTO編 その1
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れたようだ。
俺とソラは別々の班に組み込めれる事になった。
これは俺達を完全には信用していないために戦力を分散しようと言う意図も含まれているのかもしれない。
まぁ、写輪眼を使える俺とソラを分散させる事は友好な手段では有るのは確かなのだけれど。
そして戦争が始める。
ソラと久遠に一緒に行ってもらい、俺はクゥと一緒に戦場を駆ける。
念話を繋げてみれば、どうやら一足先にソラの方が戦闘を開始したようである。
◇
忍の一連隊が森の中を駆けている。
その中にはソラやカカシ、マイト・ガイなんかの姿が見えた。
「それじゃ、万華鏡写輪眼の威力を見せてもらいますかね」
とソラと並走するカカシが呟く。戦場はすぐそこだった。
「万華鏡だと!?そいつはうちは一族なのか?」
ガイが驚きの声で問い返した。
「本物のうちはの万華鏡…俺以上の瞳力の使い手なのは間違いないでしょ。敵は穢土転生で蘇ったゾンビたちだ。こいつらは封印するか身動きを止め続ける以外に止める術が無い」
穢土転生はその強力な効果で不死の体、無限のチャクラをもって召喚者に意のままに操られてしまう術なのだ。
この術の攻略法は分かっている限りはカカシの言った二つだけだ。
「不死の敵と言う事ですね…なら」
と言ったソラは右手にアンリミテッドディクショナリーを現してページをめくる。
「ロード、ハルペー」
ソラがそう呟くと右手に長柄の鎌が現れた。
この武器は以前ギルガメッシュの宝物庫から放たれた宝具の一つであり、効果は不死殺しである。
「口寄せ忍具か…」
そろそろ敵が見えてきた。
ソラの装備は両手に構えたハルペーと、バリアジャケットは籠手と具足の二つのみで、今は防御よりも速さを重視している。
「奇襲部隊がマズイ事になっている。加勢するぞっ。ガイとソラは俺に続いてくれ」
カカシの言葉に二人は頷くと、後ろに着いてきている部隊員を一時引き離す勢いで加速し、一気に目標へと駆ける。
交戦に備え発動された写輪眼。しかしソラの右目に浮かぶその模様はいつものそれとは違い、赤と黒の色彩が逆転していた。
覚えているだろうか。以前アオがカカシに使った万華鏡写輪眼を。
裏・万華鏡写輪眼。
その名を『桜守姫』と言う。
これは生まれながらに三つの写輪眼を持っていたアオとソラが開眼した三つ目の能力である。
このNARUTOの世界に転生するにあたり再構築されたときに消えずに溶け込んだ移植された写輪眼が得た能力で、その能力は極限まで鋭敏化された観察眼と洞察眼。
その眼はこの世の真理すら見抜くといわれている。
どの写輪眼をも上回る観察眼、洞察眼を得られるが
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